アンナ・ポゴリラヤ

アンナ・ポゴリラヤ
Anna Pogorilaya
フィギュアスケート選手
生誕 (1998-04-10) 1998年4月10日(26歳)
中央連邦管区
モスクワ
身長 167 cm
選手情報
代表国 ロシアの旗 ロシア
コーチ アンナ・ツァレヴァ
所属クラブ サンボ70
ISUパーソナルベストスコア
総合216.472016 GPファイナル
SP74.392017 欧州選手権
FS143.182016 GPファイナル
獲得メダル
フィギュアスケート
主要な国際競技会
大会 1 2 3
世界選手権 0 0 1
欧州選手権 0 1 2
グランプリファイナル 0 0 1
世界ジュニア選手権 0 0 1
ジュニアグランプリファイナル 0 0 1
合計 0 1 6
世界選手権
2016 ボストン 女子シングル
欧州選手権
2015 ストックホルム 女子シングル
2016 ブラチスラヴァ 女子シングル
2017 オストラヴァ 女子シングル
グランプリファイナル
2016 マルセイユ 女子シングル
世界ジュニア選手権
2013 ミラノ 女子シングル
ジュニアグランプリファイナル
2012 ソチ 女子シングル

アンナ・アレクセーエヴナ・ポゴリラヤロシア語: Анна Алексеевна Погорилаяロシア語ラテン翻字: Anna Alexeyevna Pogorilaya1998年4月10日 - )は、ロシアの元フィギュアスケート選手(女子シングル)。

2016年世界選手権3位。2016年欧州選手権2位。

2018年に元アイスダンス選手のアンドレイ・ネフスキーと結婚[1]

2019年、引退。

経歴

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2002年にスケートを始める。2009-2010シーズンはオスグッド・シュラッター病で試合に出場することができなかった。

2012-2013シーズンはジュニアグランプリシリーズに出場。デビュー戦のクロアチア杯で3位、ブラエオン・シュベルター杯では優勝。ジュニアグランプリファイナルでは3位。ロシアジュニア選手権では6位だったもののセラフィマ・サハノヴィッチエフゲニア・メドベージェワマリア・ソツコワの3名がジュニアの年齢規定に満たなかったため、世界ジュニア選手権の代表に選出。3位に入りエレーナ・ラジオノワユリア・リプニツカヤと共にロシア選手で表彰台を独占した。

2013-2014シーズン、シニアクラスに移行しグランプリシリーズに参戦。中国杯で優勝。エリック・ボンパール杯で3位で、グランプリファイナルでは6位となった。世界選手権ではSP、FSの自己ベストを更新し4位となった。

2014-2015シーズン、スケートカナダ優勝、ロステレコム杯2位、グランプリファイナルでは4位。初出場の欧州選手権では銅メダル獲得。

2015-2016シーズン、2015 CS M.オーナメントに出場し、自己ベストをマークして優勝。グランプリシリーズ中国杯4位。NHK杯のSPでジャンプで2回、ステップで1回転倒し11位、FSでは4位と追い上げるも総合9位に終わり、シニア移行後初めてグランプリファイナルの出場を逃した。ロシア選手権では3位となり、初めて表彰台に立った。欧州選手権では前年同様銅メダルを獲得。3年連続の出場となった世界選手権では銅メダルを獲得した。

2016-2017シーズン、グランプリシリーズで連勝し、グランプリファイナルでは3位となり、初めて表彰台に立った。ロシア選手権では4位となるが、2位のアリーナ・ザギトワがシニアの年齢規定を満たさないこともあり、欧州選手権への派遣が決まった。そこでは前年より順位を上げ、銀メダルを獲得した。世界選手権では、FSで3度の転倒を喫するなど精彩を欠き、13位に終わった。

2017-2018シーズン、10月のスケートカナダに出場しSPで2位、しかしFSで10位となり総合9位に終わり、11月に出場予定だったスケートアメリカを欠場[2]。帰国後にモスクワで脊椎の圧迫骨折をしていたことが判明した[3]。氷上でトレーニングも出来ない状況となり、ロシア選手権も欠場となった[4]

2019年、引退。

主な戦績

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大会/年 2010-11 2011-12 2012-13 2013-14 2014-15 2015-16 2016-17 2017-18
世界選手権 4 13 3 13
欧州選手権 3 3 2
ロシア選手権 5 8 4 3 4 欠場
GPファイナル 6 4 3
GP NHK杯 9 1
GPロステレコム杯 2 1
GP中国杯 1 4
GPスケートカナダ 1 9
GPスケートアメリカ 欠場
GPエリック杯 3
CSフィンランディア杯 3
CS M.オーナメント 1
CSネペラ杯 2
世界Jr.選手権 3
ロシアJr.選手権 15 13 6
JPGファイナル 3
JGP B.シュベルター杯 1
JGPクロアチア杯 3

詳細

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2017-2018 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2017年11月24日 - 26日 ISUグランプリシリーズスケートアメリカレークプラシッド  
 
 
 
欠場
2017年10月27日 - 29日 ISUグランプリシリーズスケートカナダレジャイナ 2
69.05
10
87.84
9
156.89
2016-2017 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2017年3月27日 - 4月2日 2017年世界フィギュアスケート選手権ヘルシンキ 4
71.52
15
111.85
13
183.37
2017年1月25日 - 29日 2017年ヨーロッパフィギュアスケート選手権オストラヴァ 2
74.39
3
137.00
2
211.39
2016年12月22日 - 25日 ロシアフィギュアスケート選手権チェリャビンスク 4
73.45
4
142.17
4
215.62
2016年12月8日 - 11日 2016/2017 ISUグランプリファイナルマルセイユ 4
73.29
3
143.18
3
216.47
2016年11月25日 - 27日 ISUグランプリシリーズ NHK杯札幌 1
71.56
1
139.30
1
210.86
2016年11月4日 - 6日 ISUグランプリシリーズ ロステレコム杯モスクワ 1
73.93
1
141.28
1
215.21
2016年10月6日 - 9日 ISUチャレンジャーシリーズ フィンランディア杯エスポー 1
69.50
3
113.30
3
182.80
2015-2016 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2016年3月26日 - 4月3日 2016年世界フィギュアスケート選手権ボストン 2
73.98
4
139.71
3
213.69
2016年1月25日 - 31日 2016年ヨーロッパフィギュアスケート選手権ブラチスラヴァ 3
63.81
3
123.24
3
187.05
2015年12月23日 - 27日 ロシアフィギュアスケート選手権エカテリンブルク 4
71.22
3
143.08
3
214.30
2015年11月27日 - 29日 ISUグランプリシリーズ NHK杯長野 11
47.35
4
117.28
9
164.63
2015年11月6日 - 8日 ISUグランプリシリーズ 中国杯北京 4
61.47
4
122.69
4
184.16
2015年10月15日 - 18日 ISUチャレンジャーシリーズ モルドヴィアンオーナメントサランスク 2
72.26
1
141.81
1
214.07
2015年9月30日 - 10月4日 ISUチャレンジャーシリーズ オンドレイネペラトロフィーブラチスラヴァ 9
52.68
1
125.37
2
178.05
2014-2015 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2015年3月23日 - 29日 2015年世界フィギュアスケート選手権上海 9
60.50
13
99.81
13
160.31
2015年1月26日 - 2月1日 2015年ヨーロッパフィギュアスケート選手権ストックホルム 3
66.10
3
125.71
3
191.81
2014年12月24日 - 28日 ロシアフィギュアスケート選手権ソチ 4
71.17
4
133.34
4
204.51
2014年12月11日 - 14日 2014/2015 ISUグランプリファイナルバルセロナ 4
61.34
4
118.95
4
180.29
2014年11月14日 - 16日 ISUグランプリシリーズ ロステレコム杯モスクワ 3
59.32
2
114.11
2
173.43
2014年10月31日 - 11月2日 ISUグランプリシリーズ スケートカナダケロウナ 1
65.28
1
126.53
1
191.81
2014年10月4日 2014年ジャパンオープンさいたま - 3
122.52
1
団体
2013-2014 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2014年3月24日 - 30日 2014年世界フィギュアスケート選手権さいたま 6
66.26
3
131.24
4
197.50
2013年12月22日 - 27日 ロシアフィギュアスケート選手権ソチ 10
59.35
5
121.53
8
180.88
2013年12月5日 - 8日 2013/2014 ISUグランプリファイナル福岡 6
59.81
5
112.07
6
171.88
2013年11月15日 - 17日 ISUグランプリシリーズ エリックボンパール杯パリ 2
60.03
3
124.66
3
184.69
2013年11月1日 - 3日 ISUグランプリシリーズ 中国杯北京 3
60.24
1
118.38
1
178.62
2012-2013 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2013年2月25日 - 3月3日 2013年世界ジュニアフィギュアスケート選手権ミラノ 2
53.98
3
106.34
3
160.32
2013年2月1日 - 3日 ロシアジュニアフィギュアスケート選手権(サランスク 8
58.34
5
112.52
6
170.86
2012年12月24日 - 28日 ロシアフィギュアスケート選手権ソチ 5
60.45
5
116.13
5
176.58
2012年12月6日 - 9日 2012/2013 ISUジュニアグランプリファイナルソチ 3
57.94
3
109.46
3
167.40
2012年10月10日 - 14日 ISUジュニアグランプリ ブラエオン・シュベルター杯ケムニッツ 3
53.81
1
106.71
1
160.52
2012年10月3日 - 7日 ISUジュニアグランプリ クロアチア杯ザグレブ 2
51.67
5
93.87
3
145.54
2011-2012 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2012年2月5日 - 7日 ロシアジュニアフィギュアスケート選手権(ヒムキ 8
50.96
13
91.42
13
142.38
2010-2011 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2011年2月2日 - 4日 ロシアジュニアフィギュアスケート選手権(カザン 15
41.26
15
80.70
15
121.96

プログラム使用曲

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シーズン SP FS EX
2016-2017 ポル・ウナ・カベサ 映画『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』サウンドトラックより Smoku remix
作曲:トーマス・ニューマン
振付:ミーシャ・ジー
映画『モディリアーニ 真実の愛』より
作曲:ガイ・ファーレイ
Le Di a la Caza Alcance
演奏:エストレラ・モレンテ
Memorial Requiem 映画『コックと泥棒、その妻と愛人』サウンドトラックより
作曲:マイケル・ナイマン
振付:ニコライ・モロゾフ
Into You
曲:アリアナ・グランデ
振付:ミーシャ・ジー
2015-2016 ヴァイオリンと管弦楽のためのボレロ
作曲:ウォルター・タイエブ
演奏:ヴァネッサ・メイ
振付:ニコライ・モロゾフ
バレエ『シェヘラザード』より
作曲:ニコライ・リムスキー=コルサコフ
振付:ニコライ・モロゾフ
タンゴ 映画『ロマノフ王朝の最期』より
作曲:アルフレート・シュニトケ
2014-2015[5][6] アルビノーニのアダージョ
作曲:レモ・ジャゾット
ボーカル:イル・ディーヴォ
振付:セルゲイ・ベルビーロ、ヴラダ・ダニルキナ

アルビノーニのアダージョ
作曲:レモ・ジャゾット
ボーカル:ララ・ファビアン
振付:セルゲイ・ベルビーロ、ヴラダ・ダニルキナ
バレエ『火の鳥』より
作曲:イーゴリ・ストラヴィンスキー
振付:セルゲイ・ベルビーロ
Rise Like a Phoenix
ボーカル:コンチータ・ヴルスト
映画『フィフス・エレメント』サウンドトラックより
作曲:エリック・セラ
2013-2014 エル・チョクロ
作曲:川井郁子
ホワイトキャップ湾の人魚
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』サウンドトラックより
作曲:ハンス・ジマー
ミュージカル『キャッツ』より
作曲:アンドルー・ロイド・ウェバー
2012-2013 Songs from the Victorious City
作曲:アン・ダドリー
フリネの踊り 歌劇『ファウスト』より
作曲:シャルル・グノー
ロクサーヌのタンゴ 映画『ムーラン・ルージュ』より
作曲:ポリス
スカイフォール
ボーカル:アデル

脚注

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  1. ^ Pogorilaya starts comeback this fall” (英語). Golden Skate (2018年9月17日). 2019年5月9日閲覧。
  2. ^ Погорилая пропустит заключительный этап Гран-при по фигурному катанию в США”. ТАСС(2017年11月20日). 2019年5月9日閲覧。
  3. ^ Анна Погорилая: «Из-за травмы спины не могу даже кататься, не говоря уже о прыжках»” (ロシア語). Sports.ru(2017年11月20日). 2019年5月9日閲覧。
  4. ^ Russian skater Pogorilaya to miss Olympics with injury”. Mail Online (2017年12月13日). 2019年5月9日閲覧。
  5. ^ Анна Погорилая: в новом сезоне постараюсь удивить короткой программой – мы взяли очень красивую и мощную музыку с вокалом
  6. ^ Фигуристка Погорилая сказала, что пока не набрала оптимальную форму

参考文献

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