アンリ・ルメール Henri Lemaire | |
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Félix Auvrayによる肖像画 | |
生誕 |
1798年1月9日 フランス、ヴァランシエンヌ |
死没 |
1880年8月2日 フランス、パリ |
アンリ・ルメール(Philippe Joseph Henri Lemaire、1798年1月9日 - 1880年8月2日)はフランスの彫刻家である。新古典派の彫刻家の一人である。
フランス北部ノール県のヴァランシエンヌで生まれた。パリ国立高等美術学校に入学し、彫刻家のピエール・カルトリエ(Pierre Cartellier)に学んだ。1821年にローマ賞を受賞した。
アンリ・ルメールは、ジャン=ピエール・コルトーやフランソワ・リュード、アントワーヌ・エテックス、ジェームス・プラディエといったアカデミック美術の彫刻家たちとともに、1836年に完成を見た、パリのエトワール凱旋門の装飾彫刻を制作した一人であった。
代表作には、パリ、マドレーヌ寺院の 正面ペディメントの彫刻「最後の審判」などがある。多くの歴史上の人物の胸像やモニュメントを制作した。
1834年にレジオンドヌール勲章(シュヴァリエ)を受勲し、1843年にレジオンドヌール勲章(オフィシエ)を受勲した。1845年に芸術アカデミーの会員に選ばれた。