アーク・ロイヤル | |
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HMS Ark Royal | |
基本情報 | |
運用者 | イギリス海軍 |
艦種 | 航空母艦 |
級名 | オーディシャス級 |
前級 | インプラカブル級 |
次級 | コロッサス級 |
モットー | Zeal Does Not Rest |
艦歴 | |
発注 | 1942年 |
起工 | 1943年5月3日 |
進水 | 1950年5月3日 |
就役 | 1955年2月25日 |
退役 | 1978年12月 |
除籍 | 1979年2月 |
その後 | 1980年解体 |
要目 | |
基準排水量 | 43,340トン[1] |
満載排水量 | 53,060トン[1] |
全長 | 245m |
最大幅 | (建造時)34m(退役時)50m |
吃水 | 10m |
機関 | 蒸気タービン |
ボイラー | 8缶 |
主機 | 4基 |
推進 | 4軸 |
出力 | 152,000hp |
速力 | 31.5ノット (58.3 km/h) |
航続距離 | 5,000海里 (9,300 km)/24ノット時 |
乗員 | 2,250名(航空要員850名) |
兵装 |
4.5インチ連装砲8基16門 40mm機関砲52門 シーキャット個艦防空ミサイル4基(改修後に設置) |
搭載機 |
79機
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アーク・ロイヤル (HMS Ark Royal, R09) は、イギリス海軍の航空母艦。同名の艦(アーク・ロイヤル)としては4代目、同名の航空母艦としては2代目である。艦番号はR09。イギリス海軍最後の通常空母となった。
元はオーディシャス級航空母艦4番艦「イリジスティブル (HMS Irresistible)」だが、建造途中に「アーク・ロイヤル」に変更された。1943年に起工されたが第二次世界大戦の終結と共に工事は中断され、進水は1950年、竣工は1955年と建造に12年も要した。
建造途中で大幅な設計変更が加えられ、建造当初より5.5度のアングルド・デッキとスチーム・カタパルトを備えていて、最初からジェット戦闘機の運用可能な設備を持っていた。
本来ならば新型空母CVA-01級の就役により退役するはずだったが、CVA-01級がキャンセルされてしまった為、「アーク・ロイヤル」はファントム FG.1(F-4K)とバッカニアが運用できるようにアングルド・デッキの拡大や大型のスチーム・カタパルトへの換装など、大規模な改装が行われた。
しかし、小ぶりな船体で大型化する新型のジェット戦闘機を運用するには無理があり、ファントム FG.1は発艦を容易にする為に前脚を40cm伸ばし迎え角を大きくし、エレベーターのサイズに合わせて機首のレドームを折り畳み式にしなければ運用出来なかった。艦載機の大型化により搭載数も30〜36機程度まで減少している。
1978年の「アーク・ロイヤル」の退役後、イギリス海軍の洋上航空戦力は、軽空母であるインヴィンシブル級航空母艦が運用するSTOVL機(シーハリアー)とヘリコプターにシフトすることとなる[注 1]。しかし「アーク・ロイヤル」の退役と同時にガネットAEWを退役させた結果、イギリス海軍の早期警戒能力が失われ対空捜索能力が低下し、フォークランド紛争でアルゼンチン空軍機の低空侵攻によってイギリス海軍が損害を被る一因となったといわれている[注 2]。あるイギリス海軍士官の「アークロイヤルがあればフォークランド紛争など起こさせなかった」という言葉が雑誌に紹介されたこともある[要出典]。
初代
二代目
三代目
四代目
五代目
六代目
最終期の搭載機一覧