アーサー・ストックデイル・コープ Arthur Stockdale Cope | |
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1910年ころのコープ | |
生誕 |
1857年11月2日 ロンドン |
死没 |
1940年7月5日 (82歳没) Launceston, Cornwallの近く |
アーサー・ストックデイル・コープ(Sir Arthur Stockdale Cope, KCVO, RA 、1857年11月2日 - 1940年7月5日)は、イギリスの肖像画家である[1]。
ロンドンのサウス・ケンジントンで歴史画や風俗画を得意とする画家のチャールズ・ウェスト・コープ(1811-1890)の息子に生まれた。ノリッジのグラマースクールなどで学んだ後、フランシス・スティーブン・ケーリが経営する美術学校で学び、1874年からロイヤル・アカデミー・オブ・アーツの美術学校で学んだ。[2]
19歳の1876年からロイヤル・アカデミーの展覧会に出展し[2]、主に肖像画を描き、1935年までの約60年間で288点の作品をロイヤル・アカデミーの展覧会や王立肖像画家協会(Royal Society of Portrait Painters)の展覧会に出展した。エドワード7世からジョージ5世、エドワード8世の3代のイギリス国王やドイツ皇帝のヴィルヘルム2世、カンタベリー大主教の肖像画も描いた[3]。
1900年に王立肖像画家協会のフェローに選ばれ、1910年にロイヤル・アカデミーの正会員に選ばれた。1917年にナイトの爵位を授与された[4]。1927年にロイヤル・ヴィクトリア勲章(Knight Commander)を受勲した。
サウス・ケンジントンに美術学校を設立し、教えた画家にはヴァネッサ・ベル(1879-1961)らがいる[2]。
1940年にコーンウォールの Launcestonで亡くなった[2]。