アーネスト、クリスマスを救え! | |
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Ernest Saves Christmas | |
監督 | ジョン・R・チェリー |
脚本 |
B・クライン エド・ターナー |
原案 | エド・ターナー |
製作 |
ダグ・クレイボーン ステイシー・ウィリアムズ |
製作総指揮 |
ジョセフ・アカーマン・Jr マーティン・アーリックマン |
出演者 |
ジム・バーニー ダグラス・シール オリヴァー・クラーク ノエル・パーカー |
音楽 | マーク・スノウ |
撮影 | ピーター・スタイン |
編集 | シャーリン・L・ロス |
製作会社 |
タッチストーン・ピクチャーズ シルヴァー・スクリーン・パートナーズIII エムシェル・プロデューサーズ |
配給 | ブエナ・ビスタ・ピクチャーズ・ディストリビューション |
公開 |
1988年11月11日 劇場未公開 |
上映時間 | 95分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $6,000,000[1] |
興行収入 | $28,202,109[1] |
『アーネスト、クリスマスを救え!』(Ernest Saves Christmas)は、1988年のアメリカ合衆国のコメディ映画。ジム・バーニー演じるアーネスト・P・ウォレル作品の第3作目で、年老いたサンタクロースの後継者をめぐりアーネストが奔走する物語である。他にダグラス・シール、オリヴァー・クラークが出演している。この作品で初めてゲイラード・サーテイン演じるチャックと、その兄弟としてビル・バージ演じるボビーが登場し、同年放送されたテレビ番組『Hey Vern, It's Ernest!』にも本作と同じ役名で登場した。また本作は他のアーネストシリーズと異なり、敵役が登場しない作品である。
クリスマス・イヴ前日の12月23日、飛行機でフロリダ州オーランドのオーランド国際空港にやってきた白い髭を生やした老人が、同じく仕事で訪れたトロント出身のビジネスマンと雑談しながら荷物を引き取りに向かっていた。ビジネスマンから仕事について聞かれた老人は、おもちゃに関係する職業で自分が高齢のため後継者を探しに来たと答える。老人はさらに以前はどの子が良い子か悪い子かを見極めることができたが、最近は衰えてそれも難しくなったことも話す。その頃タクシー運転手として働いているアーネスト・P・ウォレルは「もみの木」を歌いながら客を空港まで送っていたが、急かされて客を車外に投げ出してしまうほど激しい運転を始める。老人は引き取った赤い大きな袋を持って入国審査を受け、パスポートに記載されたサンタクロースが本名だと入国審査官に伝え入国を許可される。落ちた客を拾って何とか空港までたどり着いたアーネストは、放心状態の客を荷物と一緒にベルトコンベヤーへと放り込む。空港の出入り口までビジネスマンと共に来たサンタが願い事を彼に尋ね、ビジネスマンは強いて言うなら雪を見たいと話す。そしてビジネスマンと別れたサンタがタクシーをつかまえようとしたときにアーネストが現れ、彼のタクシーで目的地のオーランド児童会館まで向かうことにする。一方空港の荷物係として働くチャックは、相棒のボビーに愚痴を言いながら24日引き取り予定の大きな荷物を運搬していた。
移動中のタクシー内でアーネストは老人がサンタに似ていることを話すと、老人から自分は本物のサンタだと主張されるが冗談として受け流す。その後アーネストは途中でトラックの荷台から落下したもみの木を回収し、街中で停車してタクシーに括り付けているときにサンタからジョー・カラザースについて聞かれる。最初は見当がつかなかったアーネストだが、子供番組でアンクルジョーイというキャラクターを演じていたことをサンタから知らされ思い出す。サンタによると、ジョーは3週間前に地方ローカルの週一番組を降ろされたという。その頃街のレストランでは、無銭飲食しようとした少女がウェイターに捕まり問い詰められていた。しかしウェイターの隙を突いて逃げ出した少女はアーネストのタクシーを見つけて乗り込み、早くここから走り去るよう言う。少女から名前をハーモニー・スターだと自己紹介されたアーネストは、そのままサンタを児童会館に送り届ける。だがサンタがおもちゃの紙幣しか持っておらず支払いに困っているのを見かねたアーネストは、レバーを倒したにもかかわらず乗車賃を無断で無料にする。児童会館に入ったサンタは館長のメアリー・モリッシーにジョーの居場所を尋ね、彼女の案内で彼に会う。サンタは子供たちへの講演を終えたジョーに話しかけ、自分の後継者として新しいサンタになってもらう話をしようとするが、ジョーのエージェントであるマーティ・ブロックが新しい映画の仕事をジョーに知らせるため横から入ってくる。マーティに邪魔者扱いされジョーに後継者だと伝えられないサンタは、ふとタクシーに自分の袋を置き忘れたことに気づく。タクシー会社に戻ったアーネストは社長から、今までのヘマに加え只で客を乗せたことを理由にクビを宣告される。
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