アーロン・エルキンズ(Aaron Elkins, 1935年7月24日 - )は、アメリカ合衆国の推理作家である。ニューヨーク出身。
大学卒業後、大学教授を経てミステリー小説『Fellowship of Fear』でデビューした。1988年、『古い骨』でエドガー賞 長編賞を受賞した。
本格推理小説であるギデオン・オリヴァー教授シリーズ(別名スケルトン探偵シリーズ)で知られ、他に美術ミステリであるキュレータークリス・ノーグレンシリーズがある。また愛妻家としても知られ、ロマンス作家である妻のシャーロット・エルキンズとの共著も発表している。
ギデオン・オリヴァー教授シリーズ(スケルトン探偵シリーズ)
[編集]
- Fellowship of Fear (1982)
- 暗い森 The Dark Place (1983)
- 断崖の骨 Murder in the Queen's Armes (1985)
- 古い骨 Old Bones (1987)
- 呪い! Curses! (1989)
- 氷の眠り Icy Clutches (1990)
- 遺骨 Make No Bones (1991)
- 死者の心臓 Dead Men's Hearts (1994)
- 楽園の骨 Twenty Blue Devils (1997)
- 洞窟の骨 Skeleton Dance (2000)
- 骨の島 Good Blood (2004)
- 水底の骨 Where There's a Will (2005)
- 骨の城 Unnatural Selection (2006)
- 密林の骨 Little Tiny Teeth (2007)
- 原始の骨 Uneasy Relations (2008)
- 騙す骨 Skull Duggery (2009)
- 葡萄園の骨 Dying on the Vine (2012)
- Switcheroo(2016)
- 偽りの名画 A Deceptive Clarity (1987)
- 一瞬の光 A Glancing Light (1991)
- 画商の罠 Old Scores (1993)
リー・オフステッドシリーズ(妻シャーロット・エルキンズとの共著)
[編集]
- プロゴルファー・リーの事件スコア
- 怪しいスライス A Wicked Slice (1989年 / 2011年9月、寺尾まち子訳、集英社文庫)
- 悪夢の優勝カップ Rotten Lies (1995年 / 2012年1月、寺尾まち子訳、集英社文庫)
- 邪悪なグリーン Nasty Breaks (1997年 / 2012年5月、寺尾まち子訳、集英社文庫)
- 疑惑のスウィング Where Have all the Birdies Gone? (2004年 / 2012年9月、寺尾まち子訳、集英社文庫)
- 悲劇のクラブ On the Fringe (2005年 / 2013年1月、寺尾まち子訳、集英社文庫)
- 笑うオランダ人 Dutch Treat (1989):短編
- 略奪 Loot (1999)
- Turncoat (2002)