インドネシア鉄道CC202形ディーゼル機関車

CC202形ディーゼル機関車
インドネシア鉄道会社CC202ディーゼル機関車
インドネシア鉄道会社CC202ディーゼル機関車
基本情報
製造所 GM-EMDGMD
型名 G26MC-2U
製造年 1986年 - 2009年
製造数 48両
主要諸元
軸配置 Co'Co'
軌間 1,067 mm (3 ft 6 in)
全長 18,942 mm (745.7 in)
車体長 17,678 mm (696.0 in)
高さ 3,683 mm (145.0 in)
連結器高さ : 759 mm (29.9 in)
機関車重量 108メトリックトン (106ロングトン; 119ショートトン)
台車中心間距離 11,404 mm (449.0 in)
固定軸距 3,632 mm (143.0 in)
車輪径 1,016 mm (40.0 in)
燃料搭載量 3,800 L (840 imp gal; 1,000 US gal)
動力伝達方式 電気式
機関 EMD 16-645E
発電機 AR 6 QAD - D14交流発電機
出力 : 2,000 hp (1,500 kW)
主電動機 D-29直流電動機、6台
最高速度 80 km/h (870 in/s)
出力 2,250 hp (1,680 kW)
引張力 22,680 kgf (222,400 N; 50,000 lbf)
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CC202形ディーゼル機関車は、アメリカ合衆国のGM-EMDが設計し、同社のカナダの子会社であるGMDで製作されたインドネシア鉄道向けの電気式ディーゼル機関車である。重量は108tあり、インドネシアの機関車としては最も重い。

この機関車の設計は貨物列車の牽引に特化しており、スマトラ島南部で石炭の鉄道輸送に従事する姿が見られる。1986年から2009年にかけて48両が輸入され、タンジュンカラン機関区に配置されている。車軸配置はCo'Co'で、これは2台の台車にそれぞれ3つの動軸を有していることを意味している。

初期車15両が到着した当時はすぐに、石炭輸送列車に充当され、50から60両の石炭車を牽引したが、エンジンの都合により40両牽引に減らされた。主ディーゼル機関は16気筒のEMD 16-645Eである。このエンジンは1970年代前半から作られ、2011年に至るも顧客の需要に応じて細々と生産され続けるほど信頼性、耐久性が高い機関である。