イン・ザ・ムード

「イン・ザ・ムード」
グレン・ミラー楽団英語版シングル
B面 I Want to Be Happy
リリース
録音 1939年 8月1日
ジャンル ビッグバンドスウィング
時間
レーベル アメリカ合衆国の旗 ブルーバード・レコード
イギリスの旗 His Master's Voice
作詞・作曲 ウィンギー・マノン(c)
アンディー・ラザフ(w)
ジョー・ガーランド(a)
ミュージックビデオ
In the Mood - Glenn Miller - YouTube
テンプレートを表示

イン・ザ・ムード」(In the Mood)は、ウィンギー・マノン英語版アンディー・ラザフジョー・ガーランドが作曲したスウィング・ジャズ[1]の楽曲であり、ジャズ・スタンダードである。1939年にグレン・ミラー楽団の演奏によりヒットしたことでも知られ、同楽団の代表曲になっている。

解説

[編集]

サクソフォーンによるメイン・フレーズ、エンディングのトランペットのフレーズなど、全般にわたる華やかな曲調がビッグバンドの代表的な楽曲として知られている。曲の中ではクライド・ハーリーのトランペットがフィーチャーされている[2]

テーマのフレーズは、元々は1930年にトランペット奏者のウィンギー・マノン英語版が作曲した "Tar Paper Stomp" のものであるとされる。公共放送NPRは同曲を「20世紀アメリカの最も重要な100曲」に選んでいる[3][4]。グレン・ミラー楽団による大ヒットの後、レコード会社から著作権について争わないことを条件に、ミラーに対して解決金が支払われたという。

カヴァー

[編集]

アンドリュー・シスターズデューク・エリントン[5]ベニー・グッドマン[6]ブライアン・セッツァー[7](曲名は「ゲッティン・イン・ザ・ムード」。アルバム『ヴァヴーム!』に収録)、ビル・ヘイリー&コメッツ[8]シカゴ[9]もカヴァーしたことでも有名である。

主な使用例

[編集]

ロック

[編集]

映画

[編集]

テレビドラマ

[編集]

その他のテレビ番組

[編集]

その他

[編集]

脚注

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ デューク・エリントンベニー・グッドマン、カウント・ベイシーらが有名
  2. ^ Hurley, Clyde Lanham, Jr.”. tshaonline.org. 26 February 2022閲覧。
  3. ^ NPR 100”. www.npr.org. 05 April 2022閲覧。
  4. ^ NPR 100. The 100 most important American musical works of the 20th century.
  5. ^ 代表曲は「A列車で行こう」ねど
  6. ^ 「シング・シング・シング」がエバーグリーンとして21世紀に入ってからもオンエア、演奏されている
  7. ^ ネオロカのストレイ・キャッツの元メンバー
  8. ^ 「ロック・アラウンド・ザ・クロック」がロカビリー最初期の有名曲である
  9. ^ 「長い夜」で知られるブラスロックバンド

関連項目

[編集]