第2代バゴット男爵。メゾチント 、原作ジョン・ホプナー 。
第2代バゴット男爵 ウィリアム・バゴット (英語 : William Bagot, 2nd Baron Bagot FSA FLS FZS FRHS 、1773年 9月11日 – 1856年 2月12日 )は、イギリス の貴族。
初代バゴット男爵ウィリアム・バゴット と妻エリザベス・ルイーザ(Elizabeth Louisa 、旧姓シンジョン(St John )、1744年ごろ – 1820年2月4日、第2代シンジョン子爵ジョン・シンジョン の娘)の三男(長男エドワードと次男ウォルターは早世)として、1773年9月11日にメイフェア のブルトン・ストリート (英語版 ) で生まれた[ 1] 。ウェストミンスター・スクール で教育を受けた後[ 1] 、1791年11月10日にオックスフォード大学 クライスト・チャーチ に入学した[ 2] 。
1798年10月22日に父が死去すると、バゴット男爵 位を継承した[ 1] 。政治にはあまり関わらなかったが、貴族院 の採決ではトーリー党 を支持し、1832年の第1回選挙法改正 に反対票を投じた[ 3] 。一方、1820年のジョージ4世 妃キャロライン・オブ・ブランズウィック への痛みと罰法案 (英語版 ) には反対票を投じた[ 4] 。
農業、自然史 、考古学 への興味を持ち、ロンドン考古協会 フェロー、王立園芸協会 フェロー、ロンドン・リンネ協会 フェロー、ロンドン動物学会 フェローに選出された[ 3] 。1823年に自身の家族史に関する著作を著し、1824年に出版した[ 3] [ 5] 。
1834年6月11日、オックスフォード大学よりD.C.L. (英語版 ) の学位を授与された[ 2] 。
1856年2月12日にアボッツ・ブロムリー (英語版 ) のブライスフィールド・ハウス(Blithfield House )で死去[ 3] 、長男ウィリアム (英語版 ) が爵位を継承した[ 1] 。
1799年5月30日、エミリー・フィッツロイ(Emily FitzRoy 、1770年12月26日 – 1800年6月8日、)、1女をもうけた[ 6] 。
ルイーザ・バーバラ(1800年4月19日 – 1801年1月1日[ 6] )
1807年2月17日、ルイーザ・レッグ(Louisa Legge 、1787年3月8日 – 1816年8月13日、第3代ダートマス伯爵ジョージ・レッグ (英語版 ) の娘)と再婚[ 1] 、3男3女をもうけた[ 6] 。
ルイーザ・フランシス(1808年3月1日[ 6] – 1829年2月17日) - 生涯未婚[ 7]
アグネス(1809年8月10日 – 1885年11月4日) - 1828年1月8日、ジョン・ニュートン・レーン(John Newton Lane 、1800年 – 1869年10月13日)と結婚[ 6] 、子供あり[ 7]
ウィリアム (英語版 ) (1811年3月27日 – 1887年1月19日) - 第3代バゴット男爵[ 1]
ハーヴィー・チャールズ(1812年12月17日 – 1879年1月3日) - 1873年7月16日、フランシス・メアリー・ディッキン(Frances Mary Dickin 、1902年7月13日没、トマス・ディッキンの娘)と結婚、子供なし[ 7]
イリナ(1814年8月31日 – 1896年4月5日[ 7] )
アルフレッド・ウォルター(1816年4月4日 – 1891年6月19日[ 7] )
^ a b c d e f Cokayne, George Edward ; Gibbs, Vicary , eds. (1910). Complete peerage of England, Scotland, Ireland, Great Britain and the United Kingdom, extant, extinct or dormant (Ab-Adam to Basing) (英語). Vol. 1 (2nd ed.). London: The St. Catherine Press, Ltd. pp. 374–375.
^ a b Foster, Joseph (1888–1892). "Bagot, William (2)" . Alumni Oxonienses: the Members of the University of Oxford, 1715–1886 (英語). Vol. 1. Oxford: Parker and Co. p. 47. ウィキソース より。
^ a b c d Henderson, Thomas Finlayson ; Reynolds, K. D. (23 September 2004). "Bagot, William, second Baron Bagot". Oxford Dictionary of National Biography (英語) (online ed.). Oxford University Press. doi :10.1093/ref:odnb/1041 。 (要購読、またはイギリス公立図書館への会員加入 。)
^ "Preamble" . Parliamentary Debates (Hansard) (英語). House of Lords. 10 November 1820. col. 1744.
^ Bagot, William (1824). Memorials of the Bagot Family (英語). Blithfield: William Hodgetts. Front Cover.
^ a b c d e Lodge, Edmund (1892). The Peerage of the British Empire as at Present Existing (英語) (61st ed.). London: Hurst and Blackett. p. 44.
^ a b c d e Burke, Sir Bernard ; Burke, Ashworth P., eds. (1931). A Genealogical and Heraldic History of the Peerage and Baronetage, The Privy Council and Knightage (英語) (89th ed.). London: Burke's Peerage Limited. p. 187.