ウィリアム・ミッテン(William Mitten、1819年11月30日 - 1906年7月27日)はイギリスの薬剤師、コケ類の収集家である。19世紀後半におけるコケ類研究のパイオニアのひとりである。
サセックスのハーストピアポイントに生まれた。自らはイギリスを離れることは殆ど無かったが、リチャード・スプルースやアルフレッド・ラッセル・ウォレスが南米など世界各地で採集した標本や、他のコレクターから入手したコケ類、地衣類の50,000点のコレクションを作り上げた。ウォレスは後に、ミッテンの娘と結婚した。ミッテンの没後、ミッテンのコレクションはニューヨーク植物園によって購入された。