ウィリー・F・ヴァンドゥワラ(Willy F. Vande Walle、1949年11月21日 - )は、ベルギーの学者である。日本学、中国学を専門とする。
ヴァンドゥワラはウェスト=フランデレン州ルーセラーレで1949年11月21日に生まれた。ルーセラーレの小神学校でギリシャ語、ラテン語を学んだ。その後、国立ゲント大学で東洋の文献学と歴史を学び、1976年に東洋文献学で博士号を取得した[1]。
ヴァンドゥワラはルーヴェン・カトリック大学の教員となり、日本語・日本文学、日本史、東アジア美術史、中国史、漢詩などを担当した[2]。退職後は日本学の名誉教授となった[1]。また、ヨーロッパ日本研究協会が主導するプロジェクトのベルギーにおけるコーディネーターを務めた[1]。なお、日本資料専門家欧州協会(EAJRS)の会長を務めている[3]。