UFAG C.I
ウファク C.I(ドイツ語:UFAG C.I)は、オーストリア=ハンガリー帝国のウンガリッシェ航空機製造会社またはハンガリー航空機製造会社(ドイツ語:Ungarische Flugzeugfabrik AG; UFAG)が第一次世界大戦期に開発した、単発複葉複座の偵察機である。
本機は大戦末期におけるオーストリア=ハンガリー帝国航空隊の主力偵察機の内の一つで、ハンザブランデンブルク C.IIから発展した機体である。改良点は主翼の設計を完全に改めた上に、発動機をより高出力のものに換装し、ラジエターの取付け位置を変更する等した。その一方合板張りの胴体は原型機と同じであったが、背部のラインが変更されている。また生産途中から垂直尾翼を装備している。
1917年夏に初飛行し、1918年春より部隊配備が開始され、主に弾着観測機として敗戦まで運用されていた。また戦後に数機がルーマニアに供給された。
※使用単位についてはWikipedia:ウィキプロジェクト 航空/物理単位も参照