ウベニメクス[1] | |
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(2S)-2-[[(2S,3R)-3-Amino-2-hydroxy-4-phenylbutanoyl]amino]-4-methylpentanoic acid | |
別称 Bestatin; N-[(2S,3R)-3-Amino-2-hydroxy-4-phenylbutyryl]-L-leucine | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 58970-76-6, 65391-42-6 (HCl) |
PubChem | 72172 |
ChemSpider | 65145 |
UNII | I0J33N5627 |
KEGG | D00087 |
ChEMBL | CHEMBL29292 |
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特性 | |
化学式 | C16H24N2O4 |
モル質量 | 308.37 g mol−1 |
融点 |
245 °C, 518 K, 473 °F ((decomposes)) |
危険性 | |
Sフレーズ | S22 S24/25 |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
ウベニメクス(INN: Ubenimex)またはベスタチン (bestatin) は、競合的、可逆的プロテアーゼ阻害剤である。アルギニルアミノペプチダーゼ[2]、ロイコトリエンA4ヒドロラーゼ[3]、膜アラニルアミノペプチダーゼ[4]、ロイシル/シスチニルアミノペプチダーゼ[5][6]、膜ジペプチダーゼを阻害する。急性骨髄性白血病[7]やリンパ水腫[8]の治療への利用が研究されている。Streptomyces abikoensisが産生する[9]。ウベニメクスは、オキシトシン、バソプレッシン、エンケファリン、その他の様々なペプチドや化合物の酵素分解を阻害することが知られている。