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設立 | 1974年3月13日 | |||
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ハブ空港 |
東京国際空港 成田国際空港 関西国際空港[要出典] 新千歳空港 | |||
焦点空港 |
福岡空港 中部国際空港 那覇空港 | |||
マイレージサービス | ANA Mileage Club | |||
会員ラウンジ | Club ANA Lounge | |||
航空連合 | スターアライアンス | |||
親会社 | 全日本空輸 | |||
保有機材数 | 41機(2011年6月1日時点[1]) | |||
就航地 |
国内線および日本国外8都市[2] 「運送の共同引受」により 国際線を含む全便をANA / NH便として運航 | |||
本拠地 | 東京国際空港(第二旅客ターミナル) | |||
代表者 | 代表取締役社長 内薗幸一 | |||
外部リンク | http://www.air-nippon.co.jp |
エアーニッポンのボーイング737-500 | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
略称 | ANK |
本社所在地 |
日本 〒105-7137 東京都港区東新橋一丁目5番2号 汐留シティセンター |
設立 | 1974年3月13日 |
業種 | 空運業 |
事業内容 |
定期航空運送事業 不定期航空運送事業 |
代表者 | 代表取締役社長 内薗幸一 |
資本金 | 1億円(2011年9月30日現在) |
発行済株式総数 | 1080万株(2011年9月30日現在) |
売上高 | 293億49百万円(2011年3月期) |
営業利益 | ▲5億47百万円(2011年3月期) |
純利益 | ▲2億71百万円(2011年3月期) |
純資産 | 29億23百万円(2011年3月31日現在) |
総資産 | 121億90百万円(2011年3月31日現在) |
従業員数 |
2,277名 (2009年6月1日現在[1]) |
主要株主 | 全日本空輸株式会社 100% |
特記事項:全日本空輸の連結子会社。 |
エアーニッポン株式会社(英語:Air Nippon Co., Ltd.)は、かつて存在した日本の航空会社である。全日本空輸(ANA、全日空。法人としては現ANAホールディングス)の連結子会社であった。
1972年12月28日の航空審議会の答申をうけて、運輸省は離島・辺地の航空輸送を確保する方策を検討を行い、1974年に、離島等の輸送改善を目的として、国内航空各社などの共同出資で日本近距離航空株式会社(にほんきんきょりこうくう)として設立された[3]。その後、1987年に、全日空資本のエアーニッポンとして再出発した。
創業時はプロペラ機で国内ローカル線の運航を行っていたが、のちに地方空港のジェット化も相まってナローボディジェット旅客機を導入し、ANAグループの主に地方便運航をひろく担当するようになった。2008年4月以降は、「運航の共同引き受け」により、運航便名はすべてANAで統一されていた。
2012年(平成24年)4月1日、全日本空輸株式会社に吸収合併(簡易合併かつ略式合併)され、解散した[4]。
ANAが中華人民共和国に乗り入れているため、政治的配慮からANAグループの中華民国(台湾)路線はエアーニッポン(EL)の便名で運航していた。どの路線であっても、エバー航空[15]とのコードシェア便となっていた。日本と台湾の両政府間の航空協議によって、2008年4月1日より日本航空 (日本アジア航空による運航)とANAは、子会社の便名を使わずに自社の便名で台湾への直行便を運航することになり、エアーニッポンの自社便名による運航はなくなった。
当時ANAグループが運航していた台湾線2路線のうち、一方の中部 - 台北線はエアーニッポンが自社の社員・機材(ボーイング737-700型機)で運航していた。もう一方の成田 - 台北線はANA社員がエアーニッポンに在籍出向し、ボーイング767-300ER型機を使用してエアーニッポン (EL) 便名で運航していた。2008年4月1日以降は、中部 - 台北線はエアーニッポンの社員と機材(ボーイング737-700型機)を使用してANA (NH) 便名で運航(のちに路線廃止)、ANAのボーイング767-300ER型機で運航している成田 - 台北線はANAの自社運航となった[16]。
会社解散以前は、以下の路線を運航していた。
2012年3月時点で、ANAの幹線、ローカル線をエアバスA320とボーイング737により幅広く運航していた。
エアーニッポンにより運航されるANA便の国内線は、原則としてANAのサービスを基準とする(機内誌『翼の王国』・オーディオ、ビデオサービス・プレミアムクラス等)。国際線も機内食とサービス等はANAと同じ基準で、ボーイング737-700は国内線プレミアムクラス座席をビジネスクラスとしている。
2012年(平成24年)4月1日の合併に伴い全機が全日空に移管されている。
機種 | 導入時期 | 機数 | 座席数 | 備考 |
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ボーイング737-500 | 1995年7月 | 5 | 126 / 133 | (*1) |
ボーイング737-700 | 2005年12月 | 15 | 120 (8) (*2) | (*3) |
ボーイング737-700ER | 2007年3月 | 2 | 48 / 36 | (*4) |
ボーイング737-800 | 2008年6月 | 16 | 176 / 167 (8) (*5) | (*6) |
エアバスA320-200 | 1992年7月 | 3 | 166 | (*7) |
全ての機材は、2005年末から順次ボーイング737NGシリーズへと更新・統一される見込みである。一部のボーイング737は子会社のエアーネクスト(現ANAウイングス)やANAと業務提携関係にあるAIRDO・スカイネットアジア航空(現ソラシドエア)に移管されている。
ボーイング737-500の新造機はANAを通さずに直接ボーイングに発注・受領しているため、独自のカスタマーコード「4K」が付与されている(正確な型式は737-54K)が、ボーイング737-700はANAが発注・受領したためカスタマーコードは「81」である(正確な型式は737-781)。なお、ボーイング737-500は導入の途中で生産終了したため、一部(機体記号JA351K以降)は中古機のリースで導入している。中古機は新造機と違ってオーディオサービスがなく、新造機より座席が7席多い。
機種 | 導入時期 | 退役時期 | 備考 |
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デ・ハビランド・カナダ DHC-6 | 1974年8月 | 1994年7月 | エアー北海道へ移管 |
ボーイング737-200 | 1983年4月 | 2000年10月 | 全日空から移管 |
ボンバルディアDHC-8-300 | エアーニッポンネットワークへ移管 | ||
日本航空機製造YS-11 | 1978年4月 | 2003年8月 | 全日空から移管 |
ボーイング737-400 | 2000年7月 | 2005年11月 | 北海道国際航空へ移管 詳細は「アイランドドルフィン」を参照 |
会社解散時の塗装は、2003年に更新されたANAの基本塗装(機体前方の「全日空」表記をANAロゴに差し替えたもの)の前方ANAロゴの後に「AIR NIPPON」のゴシック体文字が追加されたものとなっている。ただし、ボーイング737-700以降についてはANAの基本塗装のみである。なお、ボーイング737-700、ボーイング737-700ER、ボーイング737-800型機にはスターアライアンスのロゴが配されているが、ボーイング737-500型機にはない。ボーイング737-500型機のエンジンカウルにはANK独自のキャラクターであった「スーパードルフィン」のイラストが描かれている。
先代の旧塗装は、ANAのトリトンブルー塗装をベースに、垂直尾翼の "ANA" のロゴを "ANK" (日本近距離航空時代は "NKA" )のロゴに変更( "ANK" ロゴは "ANA" ロゴと書体が異なる)し、側面の「全日空」のロゴを角ゴシック体で「AIR NIPPON」ロゴタイプ(NKA時代は「日本近距離航空」ロゴ表記)に変更したものだった。
ANAがモヒカン塗装を採用していた時代には、モヒカン塗装をベースに側面のロゴを【NKA 日本近距離航空】とし、垂直尾翼のANA社章(ダ・ヴィンチ・ヘリコプターマーク)部分をトビウオのシルエットに差し替えた塗装であった。なお、日本近距離航空のロゴタイプは東亜国内航空のロゴタイプと似通っていた。