エクスプローラー7号 | |
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所属 | NASA |
主製造業者 | ジェット推進研究所 |
任務 | 地球科学衛星 |
周回対象 | 地球 |
打上げ日時 | 1959年10月13日15時36分(UTC) |
打上げ機 | ジュピターC |
任務期間 | 2年 |
COSPAR ID | 1959-009A |
公式サイト | NASA NSSDC Master Catalog |
質量 | 41.5 kg |
軌道要素 | |
離心率 | .034693 |
軌道傾斜角 | 50.27° |
遠点高度 | 1,073 km |
近点高度 | 573 km |
軌道周期 | 101.38 分 |
エクスプローラー7号(英: Explorer 7)はアメリカ合衆国の人工衛星。1959年10月13日ケープカナベラル空軍基地にてジュピターCによって打ち上げられた。太陽からのX線とライマンαフラックス、捕捉高エネルギー粒子(trapped energetic particles)、重一次宇宙線(heavy primary cosmic rays)の測定を目的に設計された。
また、ヴェルナール・スオミの平板放射計も宇宙へ運び、宇宙から初めて地球の放射線量を観測した。これは気候研究における人工衛星時代の幕開けであった。スオミはネット・フラックス・ラジオゾンデ(net flux radiosondes)を使って測定した地球の熱平衡と大気圏の冷却率の二つを使って、雲が太陽エネルギーの吸収に重要な役割を果たしていることを証明した。これらの観察は、地球のエネルギー収支が雲や表面のアルベド、他の吸収成分の影響によって著しく変化することを示した。これらの装置によって、スオミと彼のチームは、地球は当初考えられていた以上に太陽のエネルギーを多く吸収するということを発見し、地球規模の熱収支における季節変化の測定・定量化が可能なことを立証した。
衛星の質量は41.5 kgで高さ75cm、幅75cm。太陽電池により発電し、15のニッケル・カドミウム蓄電池を装備していた。
1961年2月まで継続的にデータを地球に送信し、1961年8月24日に停止。現在も軌道上に存在する[1]