エスポラーダ北海道 | |
---|---|
原語表記 | エスポラーダ北海道[1] |
呼称 | エスポラーダ北海道[1] |
クラブカラー |
ホワイト[2] スカイブルー[2] |
創設年 | 2008年 |
所属リーグ | 日本フットサルリーグ |
所属ディビジョン | Fリーグディビジョン2 |
ホームタウン | 北海道札幌市[1] |
ホームスタジアム | 下記参照 |
運営法人 | 一般社団法人エスポラーダ北海道スポーツクラブ |
代表者 | 小野寺眞悟(理事長) |
監督 | 菅野大祐 |
公式サイト | 公式サイト |
■テンプレート(■ノート)■サッカークラブPJ |
創立者 | 小野寺眞悟、福村景樹、小野寺隆彦 |
---|---|
団体種類 | 一般社団法人 |
設立 | 2012年4月2日 |
所在地 |
〒063-0003 北海道札幌市西区山の手3条2丁目5-5 |
法人番号 | 3430005010907 |
活動地域 | 北海道 |
主眼 | スポーツによる地域活性 |
活動内容 | エスポラーダ北海道の運営、フットサルスクールの運営、スポーツ関連イベントの企画・運営、スポーツ指導者の育成及び派遣事業 |
従業員数 | 6名 (2020年1月) |
エスポラーダ北海道(エスポラーダほっかいどう、英語: Espolada Hokkaido)は、日本の北海道札幌市をホームタウンとする[2]、日本フットサルリーグ(Fリーグ)に加盟するフットサルクラブである。
北海道から2009年以降の日本フットサルリーグ(Fリーグ)参加を目指し、東京にてサッカースクールを経営する株式会社フィートエンターテイメントが中心となり2008年1月に設立。
チーム名の「エスポラーダ」はポルトガル語で北極星を意味する「estrela polar」と、戦士を意味する「soldado」の造語である[2]。ホームスタジアムは北海道立総合体育センター(きたえーる)。
クラブ設立者の小野寺裕司はLEOCの代表取締役であり、LEOCがスポンサーを務める日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟する横浜FCの運営会社である株式会社横浜フリエスポーツクラブの元代表。
2008年3月6日に「北海道フットサルクラブ」を設立し、初代監督に元フットサル日本代表の小野寺隆彦が就任。4月19日のサッポロファクトリーアトリウムで「北海道フットサルクラブ」のチーム発表イベントを実施し、イベントではチーム名称最終候補・監督選手発表が行われた[3]。5月11日に北海道フットサルリーグが開幕し、第1節D.C旭川FCの対戦が初公式戦となり、5-1で公式戦初勝利を飾った[4]。7月21日に大通公園でのサッポロビアガーデンでチーム名が発表され、一般公募により「エスポラーダ」に決定、同時にロゴとエンブレムも発表された[5]。クラブエンブレムには、その意味が内包されている。10月16日に2009-10シーズンからのFリーグ参入が決定した。10月19日、真駒内セキスイハイムアリーナでホームゲーム初有料試合を開催(Move Up The F League! 8-1 C.R.B Safilva 観客822人)。11月23日にFリーグ第12節(真駒内セキスイハイムアリーナ、セントラル開催)のイベントでFリーグ新規参入の挨拶などが行われた[6]。北海道フットサルリーグで1stステージ全勝優勝[7]、2ndステージも全勝優勝[8]で北海道リーグ史上初の1st2ndの完全優勝。更にはFUTSAL地域チャンピオンズリーグ(全国のアマチュアの最高峰)でも優勝を決め[9]、2008シーズンは五冠を達成した。
2009-10シーズンからFリーグに初参加。5月21日に新体制を発表され、水上玄太(ステラミーゴいわて花巻)と阿部哲也(コンサドーレ札幌)が新加入した[10]。8月23日、初のFリーグ開幕戦でASVペスカドーラ町田と対戦し、4-4で引き分けた[11]。9月6日にFリーグ参戦の初北海道ホーム開幕戦(湿原の風アリーナ釧路)でバサジィ大分を5-3で下しホーム開幕戦を勝利で飾った[12]。
2011年12月16日は元サッカー日本代表で横浜FC所属の三浦知良がFリーグ参戦することが決定した[13]。2012年1月15日、第23節府中アスレティックFC戦にスポット出場した[14]。4月2日に一般社団法人エスポラーダ北海道スポーツクラブを設立した。
2018年1月18日、Fリーグが2018-2019シーズンから2部制を導入するにあたって新設されるFリーグディビジョン1(F1)へ参加することが決定した[1]。
2019年12月6日、チーム創設から12年間率いた小野寺隆彦が19-20シーズンでの監督退任を発表[15]。翌2020年4月1日、クラブOBでありFリーグ選抜の監督も務めた金井一哉が監督に就任した[16]。
2022年3月6日、監督退任後もGMとして在任していた小野寺の退団[17]を発表。3月11日、水上玄太が選手兼任でGMに就任することが発表[18]された。
2023年3月1日、金井の監督退任を発表[19]。4月18日、クラブOBであり22-23シーズンのトップチームコーチだった嵯峨祐太が監督に就任[20]した。
嵯峨は中富良野町在住、旭川市勤務、勤務後に札幌市での練習を指揮する激務[21]となり、さらにチーム方針から北海道在住・在勤など縁のある選手しか入団出来ない選手層の薄さもあって低迷していた順位を押し上げることは出来ず、23-24シーズンはアウェー名古屋戦で勝利をするなどの金星はあったがレギュラーシーズン、ファイナルステージともに最下位を脱出することが出来ずにF1/F2入替戦へ回ることとなった。
2023年12月21日、嵯峨の監督退任を発表[22]。
2024年2月17日・18日の2日間で行われた入替戦はF2優勝のヴォスクオーレ仙台と対戦、第一戦は一進一退の攻防の中、終盤に今季限りで引退を表明していた室田祐希の第二PKで2-2に一旦は追い付いたが試合終了間際に失点し2-3で敗退、後がない第二戦も仙台に先制され前半終了間際の室田のゴールで1点を返すのがやっとの1-4で敗戦、二戦合計3-7で敗退となりチーム創立初のF2降格となった[23][24]。
2024年3月29日、後述の廃部問題に端を発し、水上がGMを退任(以降『選手兼クラブアドバイザー』へ)。新たに石井肇がGMに就任した。同年4月2日、イルネーヴェ(女子チーム)の監督であるクラブOBの菅野大祐がイルネーヴェの監督を退任と同時にトップチームの新監督に就任した。
2024年3月19日、北海道新聞の記事で2024-25シーズンの成績によっては廃部を検討する記事が出た[25]。
記事によると実質上の親会社である明日佳グループ(LEOCの創業者小野寺眞悟が代表を務める北海道の医療法人・社会福祉法人の集合体)がスポンサーとして運営をしているが、低迷する成績を理由に2024-25シーズンのF1復帰が条件で廃部を検討してるという記事が出ている。
なお、前述の2011年の三浦知良参戦も、三浦が所属していた横浜FCの当時の筆頭株主が明日佳グループであり、フットサル日本代表として参戦を目指した三浦のために実戦経験を積ませる目的もあった。
年度 | 順位 | 所属 | 勝点 | 試合 | 勝利 | 引分 | 敗戦 | 得点 | 失点 | 差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2009-10 | 4位 | Fリーグ | 40 | 27 | 12 | 4 | 11 | 80 | 81 | -1 |
2010-11 | 7位 | 28 | 27 | 8 | 4 | 15 | 78 | 104 | -26 | |
2011-12 | 9位 | 28 | 27 | 8 | 4 | 15 | 66 | 96 | -30 | |
2012-13 | 6位 | 40 | 27 | 11 | 7 | 9 | 76 | 88 | -12 | |
2013-14 | 8位 | 44 | 36 | 13 | 5 | 18 | 93 | 113 | -20 | |
2014-15 | 4位 | 58 | 33 | 16 | 10 | 7 | 86 | 68 | +18 | |
2015-16 | 6位 | 54 | 33 | 16 | 6 | 11 | 96 | 84 | +12 | |
2016-17 | 9位 | 34 | 33 | 10 | 4 | 19 | 83 | 110 | -12 | |
2017-18 | 10位 | 24 | 33 | 6 | 6 | 21 | 76 | 134 | -58 | |
2018-19 | 11位 | Fリーグ Division1 | 19 | 33 | 5 | 4 | 24 | 70 | 140 | -70 |
2019-20 | 11位 | 29 | 33 | 8 | 5 | 20 | 76 | 116 | -40 | |
2020-21 | 10位 | 18 | 22 | 4 | 6 | 12 | 49 | 61 | -12 | |
2021-22 | 11位 | 13 | 22 | 3 | 4 | 15 | 41 | 83 | -42 | |
2022-23 | 10位 | 23 | 22 | 7 | 2 | 13 | 60 | 89 | -29 | |
2023-24 | 12位[26] | 15 | 27 | 4 | 4 | 19 | 56 | 99 | -43 | |
2024-25 | Fリーグ Division2 |
2024-25シーズン(各ポジションの役割についてはこちらを参照)
ポジション:G=ゴレイロ A=アラ F=フィクソ P=ピヴォ
No. | Pos. | 名前 | 出身地 | 前所属 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | G | 奈良琥太郎 | 札幌市 | エスポラーダ北海道セカンド | 途中加入(10月11日公式リリース) |
2 | G | 山下颯大 | 上ノ国町 | エスポラーダ北海道セカンド | |
3 | A | 三浦憂 | 幕別町 | バサジィ大分 | 3シーズンぶり復帰 |
5 | A | 櫛部悠路 | 旭川市 | Y.S.C.C.横浜セカンド | 今シーズン 新加入選手 |
6 | A/F | 小原風輝 | 旭川市 | Sorpresa(現:Sorpresa十勝) | キャプテン |
7 | A | 室田祐希 | 札幌市 | ペスカドーラ町田 | 元フットサル日本代表
Fリーグ新人賞(11-12) Fリーグ年間ベスト5(20-21)*町田在籍時 |
8 | A/F | 木村優太 | 枝幸町 | Divertido旭川 | 元U-20フットサル日本代表
副キャプテン |
10 | A | 鈴木裕太郎 | 札幌市 | arusa | |
12 | G | 吉川頼 | 南幌町 | エスポラーダ北海道セカンド | 今シーズン セカンドから昇格 |
13 | A | 近藤一哉 | 札幌市 | エスポラーダ北海道セカンド | |
14 | A | 仁科佑太 | 札幌市 | Sorpresa(現:Sorpresa十勝) | |
15 | A | 山田優介 | 札幌市 | アヴェントゥーラ川口 | 元U-15サッカー日本代表 |
16 | A/F | 山本航平 | 札幌市 | 大阪成蹊大学フットサル部 | |
17 | P | 水上玄太 | 札幌市 | ステラミーゴいわて花巻 | 選手兼クラブアドバイザー
Fリーグ年間ベスト5(09-10、11-12、12-13) |
18 | A | 宮原勇哉 | 厚岸町 | 広島エフ・ドゥ | 3シーズンぶり復帰
副キャプテン |
19 | A | 中浦慶大 | 稚内市 | エスポラーダ北海道セカンド | 今シーズン セカンドから昇格 |
20 | F | 佐藤明生 | 苫小牧市 | コバルトーレ女川 | |
21 | F | 飯田祐斗 | 札幌市 | 東京国際大学体育会サッカー部 | 今シーズン 新加入選手 |
22 | A | 髙橋翼 | 札幌市 | エスポラーダ北海道セカンド | 今シーズン セカンドから昇格 |
23 | A/P | 西村啓 | 札幌市 | ヴァンラーレ八戸 | |
監督 | 菅野大祐 | 旭川市 | エスポラーダ北海道イルネーヴェ | 今季就任 |
ホームゲームを開催するアリーナは、北海きたえーる・湿原の風アリーナ釧路・旭川大雪アリーナ・函館アリーナ・北ガスアリーナ札幌46・よつ葉アリーナ十勝で開催[27]。過去には真駒内セキスイハイムアイスアリーナ、札幌市美香保体育館、小樽市総合体育館、苫小牧市総合体育館、中標津町総合体育館で開催された(真駒内は2013年、美香保・小樽・苫小牧は2018年から定期のホームゲーム開催実績は無い)。23-24シーズンのカレンダーでは真駒内・美香保・小樽での開催が復活し、函館開催が無くなった。24-25シーズンのカレンダーでは苫小牧開催が復活したが、前年から真駒内・美香保・旭川開催が無くなった。
| ||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||
|
掲出箇所 | スポンサー名 | 表記 | 掲載時期 |
---|---|---|---|
胸 | 明日佳グループ | 明日佳グループ | 2009~ |
左鎖骨 | 株式会社LEOC | LEOC | 2015~ |
背中 | 北海道銀行 | 北海道銀行 | 2009~
(2009はGK背中のみに掲載) |
背中下 | 株式会社東洋電気産業 | 東洋電気産業 | 2022~ |
左袖 | T-LIFEパートナーズ株式会社 | T-LIFEPARTNERS | 2013~
(「タビックスジャパン」時代も含む) |
パンツ右 | 山﨑建設工業株式会社 | 山﨑建設工業 |
シーズン | 胸 | 左鎖骨 | 右鎖骨 | 左袖 | 背中上 | 背中下 |
---|---|---|---|---|---|---|
09-10 | 明日佳グループ | LEOC | 北海道銀行(GK)
ジャパンエレベーターサービス(FP) |
|||
10-11 | 明日佳グループ | LEOC | 北海道銀行 | |||
11-12 | 明日佳グループ | LEOC | 北海道銀行 | |||
12-13 | 明日佳グループ | LEOC | 北海道銀行 | |||
13-14 | 明日佳グループ | LEOC | 旅っくす | 北海道銀行 | ||
14-15 | 明日佳グループ | NISSHO | 泰進建設 | LEOC | 北海道銀行 | |
15-16 | 明日佳グループ | LEOC | NICHIDO | 北海道銀行 | ||
16-17 | 明日佳グループ | LEOC | 旅っくす | 北海道銀行 | ||
17-18 | 明日佳グループ | LEOC | 旅っくす | 北海道銀行 | ||
18-19 | 明日佳グループ | LEOC | 旅っくす | 北海道銀行 | ||
19-20 | 明日佳グループ | LEOC | 旅っくす | 北海道銀行 | ||
20-21 | 明日佳グループ | LEOC | 旅っくす | 北海道銀行 | ||
21-22 | 明日佳グループ | LEOC | 旅っくす | 北海道銀行 | ||
22-23 | 明日佳グループ | LEOC | T-LIFE
Travel makes life fun |
北海道銀行 | 東洋電気産業 | |
23-24 | 明日佳グループ | LEOC | T-LIFETravel makes life fun | 北海道銀行 | 東洋電気産業 | |
24-25 | 明日佳グループ | LEOC | T-LIFEPARTNERS | 北海道銀行 | 東洋電気産業 |
(創設~23-24)SVOLME
(24-25~)GAViC
2009年7月13日に全道約2000校の小学校と中学校にキャラクターデザインの募集を15日に開始を発表[28]。12月7日に一般投票が行われた[29]。Fリーグ2009最終節で投票結果により決定した[30]。2010年9月にオフィシャルキャラクターの名前を北海道民の公募により[31]、Fリーグ2010第25節で名前を発表[32]。