エリザベト音楽大学(エリザベトおんがくだいがく、英語: Elisabeth University of Music)は、広島県にある私立大学。
広島市中区に本部を置き、学校法人エリザベト音楽大学によって運営されている。
1948年(昭和23年)設立の広島音楽学校を母体とし、1963年(昭和38年)に設置された。設置者は学校法人エリザベト音楽大学で、カトリック修道会のイエズス会を設立母体としている。エリザベトの名は後援者であるベルギーのエリザベト王太后に由来する。音楽大学(学部)における飛び級入学制度を、国内で初めて導入した。
- 1947年(昭和22年)- 広島音楽教室を開設。
- 1948年(昭和23年)- 広島音楽学校開校。
- 1950年(昭和25年)- 財団法人広島音楽学校に改組。
- 1951年(昭和26年)- 学校法人広島芸術学園に改称。ベルギー王国のエリザベト王太后が広島音楽学校の後援者。
- 1952年(昭和27年)- 学校法人エリザベト芸術学園に改称、エリザベト音楽短期大学(後のエリザベト短期大学)を開学。
- 1963年(昭和38年)- 学校法人エリザベト音楽大学と改称、エリザベト音楽大学を開学。当時は音楽学部音楽学科のみ。
- 1967年(昭和42年)- 音楽学部音楽学科の宗教音楽専修を改組、宗教音楽学科を増設。
- 1976年(昭和51年)- 音楽学部に声楽学科、器楽学科を増設。
- 1980年(昭和55年)- 音楽専攻科(1年制)を開設。
- 1990年(平成2年)- 音楽専攻科を廃止。大学院音楽研究科修士課程を設置。
- 1993年(平成5年)- 大学院音楽研究科博士後期課程を設置。
- 2001年(平成13年)- 学科を改組し、音楽文化学科・演奏学科の2学科とする。
- 2003年(平成15年)- 音楽文化学科に幼児音楽教育専修(幼稚園教職免許課程)を開設。
- 2006年(平成18年)- 音楽学科、宗教音楽学科、声楽学科、器楽学科を廃止。
- 2012年(平成24年)- 音楽文化学科に音楽コミュニケーションデザイン専修を開設。
- 2016年(平成28年)- 新3号館竣工、既存施設(セシリアホール、1号館、本館、333教室等)改修完了。
- 校章は音楽の「楽」の字をベースに王冠とリボン、十字架を組み合わせたデザインとなっている[1]。
- 音楽学部
- 音楽文化学科
- 音楽文化専修
- 音楽創作領域(作曲、デジタル鍵盤楽器にわかれる)
- 音楽研究領域(音楽学・宗教音楽、音楽教育にわかれる)
- 音楽教育領域
- 幼児音楽教育専修
- 音楽コミュニケーションデザイン専修
- 演奏学科
- 特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)
- 2007年
- 学士課程/教育方法の工夫改善を主とする取組
- 〈音楽家の耳〉トレーニング教育法の開発 -総合的音楽能力育成を目指す教育システムの開発と実践-
- 「大学教育・学生支援推進事業 (テーマb)」(テーマB)
- 2009年
- 「五線譜から電子ポートフォリオへの転換によるキャリア支援教育」
- ^ “沿革・年譜”. エリザベト音楽大学. 2023年2月27日閲覧。