エリック・レニーニ Éric Legnini | |
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エリック・レニーニ(2011年) | |
基本情報 | |
生誕 | 1970年2月20日(54歳) |
出身地 | ベルギー ユイ |
ジャンル | ジャズ |
職業 | ミュージシャン |
担当楽器 | ピアノ |
活動期間 | 1980年 - |
レーベル | Label Bleu、Discograph、Igloo、Anteprima |
エリック・レニーニ(Éric Legnini、1970年2月20日 - )は、ベルギーのリエージュに近いユイ出身のジャズ・ピアニストであり、エリック・レニーニ・トリオ(Éric Lagnini Trio)のリーダーである[1][2]。
レニーニは、イタリアから来た芸術家の家に生まれた。彼は、家族で移民した先のベルギーで、6歳のときにピアノを弾きはじめ、十代でジャズをはじめた。1988年には、彼はアメリカのジャズの様式を学ぶため、2年間にわたってアメリカを旅行した。彼は、ブリュッセル王立音楽院のジャズ・ピアノの教師として帰国し、そこでジャック・ペルツァー(Jacques Pelzer)に出会うことになる。その結果、ペルツァーのアルバム『私を去らせないで(Never Let Me Go)』[3]で、バルネ・ウィランやミシェル・グレイエ(Michel Graillier)らとともに、エリック・レニーニも客演することになる。
彼はステファノ・ディ・バティスタ・クァルテット(Stefano Di Battista Quartet)でピアノを弾くようになった[4]。 1990年代には、フラビオ・ボルトロ(Flavio Boltro トランペット)とステファノ・ディ・バティスタ(Stefano Di Battista サクソフォーン)とともに、エリック・レニーニ・トリオを結成して演奏活動を行ない注目を集めた。彼は、アルド・ロマーノ、ベルモンド・クインテット(Belmondo Quintet)、ジョン・ルオッコ(John Ruocco)、フェリックス・シムタン(Félix Simtaine)、ミシェル・アツィ(Michel Hatzi)、ドレ・パレマーツ(Dré Palemaerts)、エマニュエル・シシ(Emanuel Cisi)、トニーニョ・オルタ 、フィリップ・カテリーン、セルジュ・レジアニ、ハイン・ファン・デ・ガイン(Hein van de Geyn)、マルシア・マリア(Marcia Maria)、ジャック・ペルツァー、アンドレ・チェッカレーリ(André Ceciarelli)、エリック・ル・ラン(Éric Le Lann)、パコ・セリー(Paco Sery)などと共演してきた。
レニーニは、フィニアス・ニューボーンの作品群に深く傾倒しており、「メンフィスのあいつ(The Memphis Dude)」という曲を彼に捧げている。この曲は、彼のアルバム『ミス・ソウル』に収録されている。レニーニは、2006年の「Octave de la musique jazz」の受賞、2011年の「Victoires du jazz」におけるアルバム『ザ・ヴォックス』での「年間最優秀器楽アルバム賞」受賞などを経験している。
エリック・レニーニ・トリオ
エリック・レニーニ&アフロ・ジャズ・ビート
ソロ