エルモ・リンカーン(Elmo Lincoln、1889年2月6日 - 1952年6月27日)は、アメリカの映画俳優[1][2]。ターザンの映画化で最初のターザン役を演じた。
1889年、アメリカインディアナ州のロチェスターに生まれる[1]。大柄な体格を見込まれ、D・W・グリフィス監督の映画『国民の創生』、『イントレランス』に出演[2]。ナショナル社 (First National Pictures) が企画したエドガー・ライス・バローズの小説『ターザン』の映画化において、初代ターザンを演じる[1][2]。その後、いくつかの映画で主演となるも、次第に人気を失い晩年は端役としての出演にとどまっていた[2]。1952年、カリフォルニア州ハリウッドで心臓発作により死去[1]。
- 国民の創生 The Birth of a Nation(1915年)
- イントレランス Intolerance(1916年)
- ターザン Tarzan of the Apes(1918年)
- 好戦将軍 The Kaiser, the Beast of Berlin(1918年)
- 続編ターザン The Romance of Tarzan(1918年)
- 人類の春 The Greatest Thing in Life(1918年)
- 強力エルモ Elmo the Mighty(1919年)
- 無敵エルモ Elmo the Fearless(1920年)
- 深紅の空の下 Under Crimson Skies(1920年)
- 燃える円盤 The Flaming Disc(1920年)
- 大ターザン The Adventures of Tarzan(1921年)
- 風雲のゼンダ城 Rupert of Hentzau(1923年)
- 恋に生きる者 The Rendezous(1923年)
- 漂泊の踊子 Fashion Row(1923年)