オギワル州(オギワルしゅう、英語:State of Ngiwal)は、パラオ共和国の州の一つ。ニワール州とも呼称[1]。
バベルダオブ島東側に位置し、パラオの首都であるマルキョク州の北に、またガラスマオ州の東に、ガラルド州の南に隣接する。州民の大半が漁業に従事し、小学校や公立図書館が存在している。島を一周するコンパクト・ロードが開通して交通の便がかなり良くなった。
日本統治時代、この地の酋長が「南洋群島島民観光団」の一員として内地に渡航し、帰島後に銀座を模倣して、整然とした町並みの集落を作ったという[2]。
人口は282人(2015年[3])で、パラオ16州の中で面積が2番目に小さい州である。