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![]() オトカ社のバス | |
種類 | 公開会社 |
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本社所在地 | トルコ サカリヤ県 |
設立 | 1963年 |
業種 | 輸送用機器 |
事業内容 | バス・軍用車両の製造 |
代表者 |
アリ・コチ (会長) Serdar Görgüç (CEO) |
従業員数 | 1957人 (2019年) |
所有者 | コチ財閥 |
主要子会社 |
Otokar Europe SAS (フランス) Otokar Land Systems LLC (UAE) Otokar Europe Filiala Bucuresti SRL (ルーマニア) Otokar Central Asia Limited (カザフスタン) |
オトカ自動車・防衛産業(略称:オトカ、トルコ語:Otokar Otomotiv ve Savunma Sanayi A.Ş.、略称:Otokar)は、トルコのサカリヤ県に本社を置くバスと軍用車両のメーカー。
オトカは、1963年にマギルスのライセンスを受けてトルコ初のバス製造会社として設立された。1980年代初頭には自国製部品を使用しDeutz製エンジンを搭載した車両の製造を開始した。この頃、トルコ最大のコングロマリットであるコチ財閥がオトカの株式を大量に取得した。
1980年代半ばには、ジャガーランドローバーのライセンスを取得し、トルコ初の装甲車を製造した。1987年、トルコ軍から軍用ランドローバー・ディフェンダーの製造を注文された。
1990年代初頭には、オトカ装甲兵員輸送車、en:Otokar Akrep、コブラを開発した。1997年、オトカはサカリヤの新しい製造施設に移転した。
2002年、コチグループのIstanbul Fruehauf A.ǎからトレーラーおよびセミトレーラーの製造会社を買収した。その後、公共交通の経験を活かしてNavigo小型バスを開発した。2003年、STKと協力して8×8戦術装甲車en:Terrex ICVの開発を開始した。
2007年、トルコの防衛産業次官はトルコ初の国産戦車の開発・生産のための契約についてオトカと交渉を開始した。
2011年、民生用製品を中心にヨーロッパ諸国への販売が拡大され、オトカ欧州事務所が設立された。同社はArma 8x8 ACV、Arma 6x6 EOD、Mizrak RCTを発表し、アルタイの初期プロトタイプを展示した。
Centro
1970年代に販売を開始した14人乗りのミニバスのシリーズ。TAM 80T50トラックをベースとしている。
Navigo
Navigoシリーズのラインナップは、25席、長さ6.3mのNavigo 125Lから31席、長さ7.1mのNavigo 160SEまである。トルコではSultanとして販売されている。
その他
Vectioは2007年以降に生産が開始された長さ9mのリアエンジンバスである。トルコではDorukという名前である。
Kentは低床フルサイズバスのラインナップである。
2020年2月、オトカはイヴェコバスとの間でトルコでの生産に関する契約を締結した。
オトカはさまざまな種類のトレーラーや架装を製造している。
また、2016年まで、ランドローバーのライセンスの下でいくつかのランドローバーのモデルを製造していた。
オトカは、トルコ軍やその他の国向けに軍用車両を製造している。