『オリジナル・シン』 | ||||
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INXS の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 2009年 - 2010年 | |||
ジャンル | オルタナティヴ・ロック | |||
レーベル |
Petrol Electric ポリドール(フランス) アトコ(アメリカ合衆国) Groove Merchants(オーストラリア) エピック(カナダ) | |||
プロデュース |
ジョン・ファリス ジェームズ・アッシュ INXS | |||
INXS アルバム 年表 | ||||
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専門評論家によるレビュー | |
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レビュー・スコア | |
出典 | 評価 |
AllMusic | [要出典] |
『オリジナル・シン』(Original Sin) は、オーストラリアのロック・バンドINXSの12枚目にして最後のスタジオ・アルバム。2010年11月16日にエピック・レコード、アトコ・レコード、ポリドール・レコードからCDなどがリリースされ、2010年10月28日にはデジタル配信としてリリースされた。『オリジナル・シン』は、バンドが過去に発表した楽曲を、それぞれゲスト・ボーカルを招いて自らカバーしたものを集めたアルバムである[1]テレビ番組『Rock Star: INXS』で優勝し、バンドの直近のアルバム『スウィッチ (Switch)』でボーカルを務めたJ・D・フォーチュンも、1990年代の楽曲である「ザ・ステアーズ (The Stairs)」のリード・ボーカルを務めている。
このアルバムはINXSの旧作の新たな再録音が集められたものであり、バンドのメンバーたちは、このアルバムを「トリビュート・アルバム」と表現していた。「僕らはこうした曲を再創造したんだ。オーケストラ付きにした曲もあれば、色々な要素をはぎ取った曲、しばらく何の曲かわからないようなのもあるよ (We've re-invented these songs. Some have been done by an orchestra, some [are] stripped down and some tracks may take you [a while] to recognise what it is)」とジョン・ファリスは語っている[2][3]。
『QRO Magazine』の評価は、10点満点中の5点となっている[4]。オーストラリアのアルバム・チャートでは、49位まで上昇した。
2011年には、アメリカ合衆国のマーケットに向けてアトコ・レコードが再発盤を出した。このバージョンでは、トラック4の「ネヴァー・テア・アス・アパート (Never Tear Us Apart)」のベン・ハーパーとミレーヌ・ファルメールによるフランス語の歌詞によるデュエットが、ハーパーのソロ・ボーカルに差し替えられた。
# | タイトル | 作詞・作曲 | 時間 |
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1. | 「ドラム・オペラ (Drum Opera)」 | ジョン・ファリス | |
2. | 「メディエイト (Mediate)」(featuring トリッキー) | アンドリュー・ファリス | |
3. | 「オリジナル・シン (Original Sin)」(featuring ロブ・トーマス、DJヤレディース (DJ Yalediys)) | A・ファリス、マイケル・ハッチェンス | |
4. | 「ネヴァー・テア・アス・アパート (Never Tear Us Apart)」(featuring ベン・ハーパー、ミレーヌ・ファルメール(US盤リイシューではベン・ハーパーのボーカルのみ)) | A・ファリス、ハッチェンス:フランス語詞ミレーヌ・ファルメール | |
5. | 「ビューティフル・ガール (Beautiful Girl)」(featuring パット・モナハン) | A・ファリス、ハッチェンス | |
6. | 「ニュー・センセイション (New Sensation)」(featuring デボラ・デ・コラール) | A・ファリス、ハッチェンス | |
7. | 「ジャスト・キープ・ウォーキング (Just Keep Walking)」(featuring ダン・サルタン) | A・ファリス、ハッチェンス | |
8. | 「ミスティファイ (Mystify)」(featuring ロアン、ジョン・メイヤー) | A・ファリス、ハッチェンス | |
9. | 「トゥ・ルック・アット・ユー (To Look at You)」(featuring カヴ・テンパリー) | A・ファリス | |
10. | 「キック (Kick)」(featuring ニッカ・コスタ) | A・ファリス、ハッチェンス | |
11. | 「ドント・チェンジ (Don't Change)」(featuring A・ファリス、カーク・ペンギリー) | ビアーズ、A・ファリス、J・ファリス、ティム・ファリス、ハッチェンス、ペンギリー | |
12. | 「ザ・ステアーズ (The Stairs)」(featuring J・D・フォーチュン) | A・ファリス、ハッチェンス | |
合計時間: |
# | タイトル | 作詞・作曲 | 時間 |
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13. | 「ホワット・アイ・セイ (Love Is (What I Say))」(featuring J・D・フォーチュン) | ビアーズ、A・ファリス、ハッチェンス、ペンギリー、Anthony Braxton-Smith | |
14. | 「ネヴァー・テア・アス・アパート (Never Tear Us Apart)」(オーケストラによるインストゥルメンタル) | A・ファリス、ハッチェンス |
# | タイトル | 作詞・作曲 | 時間 |
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13. | 「デヴィル・インサイド (Devil Inside)」(featuring ベン・ハーパー、ミレーヌ・ファルメール(オーストラリア盤デラックス・エディションでは、トラック8)) | A・ファリス、ハッチェンス |