種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
M2 5HX イギリスイングランドマンチェスター28 Queen StreetAlexandra Buildings 1st Floor |
設立 | 2013年7月3日 |
業種 | 金融・保険業 |
事業内容 | 中小企業向け融資 |
代表者 |
Rishi Khosla(CEO・Executive Director) Joel Perlman(Senior MD・Executive Director) |
主要株主 |
Rishi Khosla Joel Perlman Indiabulls EDBI GIC NIBC Toscafund ソフトバンク・ビジョン・ファンド |
外部リンク | https://www.oaknorth.com/ |
オークノース銀行(英: OakNorth Bank Plc)は、イギリスのマンチェスターに本社を置く起業家・SME向けの銀行。金融機関向けリサーチ分析受託会社Copal Amba(現在はムーディーズの傘下Moody's Analytics Knowledge Services)の創業者Rishi KhoslaとJoel Perlmanにより設立された。
イギリスではロイズ・バンキング・グループ、HSBC、バークレイズ、ロイヤルバンク・オブ・スコットランドの四大銀行による寡占が続いており、2013年3月イングランド銀行金融サービス機構(FSA)は競争促進策として新規参入条件を大幅に緩和した。これを受けてチャレンジャー・バンクと呼ばれる新規参入行が相次ぎ、イギリス四大銀行がカバーしていない分野に特化して躍進をはかっている。このオークノース銀行の特徴としてオンライン専業であることと、事業性融資(SME:Small and Medium Enterprises)向け融資と不動産融資に特化していること、投融資案件の意思決定にはAcorn Machineと呼ばれるマシーンラーニングを活用した支援システムを用いていることが挙げられる。なお、このAcornにはどんぐりつまりオーク(ナラ)の樹が産む子供という意味が込められている。 また、オークノース銀行は他の機関にもこのプラットフォームをライセンス供与している。チャレンジャーバンクたちの中でオークノース銀行が好業績である要因として他のチャレンジャーバンクは比較的テクノロジー負担が大きい決済系をビジネスの中心に据えているのに対してオークノース銀行はシンプルなテクノロジーで完結する事業性融資ビジネスに特化していることとソフトウエア事業の存在を指摘する声もある。[1]コアシステムにはAmazonのAmazon Web Servicesパブリッククラウドを用いており欧州で初めて完全にパブリッククラウドで勘定系システムをホスティングした銀行とされる[2]。