種類 | 特例有限会社 |
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本社所在地 |
日本 〒167-0051 東京都杉並区荻窪5-10-22 美好屋ビル4階 |
設立 | 1970年5月 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 7011302002288 |
事業内容 | アニメーション制作のうち、作画作業の請負 |
代表者 | 代表取締役社長 並木 孝 |
従業員数 | 26人(2009年現在) |
外部リンク | https://oh-pro.co.jp/ |
有限会社オープロダクションは、アニメーション制作のうち、作画作業の請負を主な事業内容とする日本の企業。アニメーション事業者協会会員。
1970年5月にハテナプロダクション出身のアニメーターの塩山紀生、村田耕一、小松原一男、米川功真らによって設立された。当初は塩山が社長を務め、1年後塩山が退社、その跡を継ぎ村田が社長に就任した。当初はAプロダクションと東映動画のテレビシリーズを手がけ、1980年代までは、小松原を中心とした東映動画班と、「世界名作劇場」などを手がける村田、才田俊次らの日本アニメーション班で両社作品に参加した。その他、作画プロダクションとしてスタジオジブリ、マッドハウスなど多くのスタジオの作品に参加している。
アニメーターとして、真鍋譲二、友永和秀、丹内司、山内昇寿郎、長崎重信、末吉裕一郎、高坂希太郎、後にアニメ監督になる飯田つとむ(飯田馬之介)、漫画家の高橋春男[1][2]なども在籍した。 テレビアニメーション以外でも、個人のアニメーション作家としても活動した相原信洋、アニメーション同好会アニドウ(アニ同)代表のなみきたかし、後に評論家となる五味(富沢)洋子なども在籍していた。1975年からはズイヨー映像の「アルプスの少女ハイジ」で仕事を共にしたアニメーション監督の高畑勲を招いて宮沢賢治原作の「セロ弾きのゴーシュ」を7年がかりで自主制作で長編アニメ化。これにより、1981年度の毎日映画コンクール大藤信郎賞を受賞している[3]。
2006年、村田の死去に伴い並木が社長に就いた。在籍者は全てアニメーターである。2008年4月に東京都杉並区天沼から荻窪に本社移転。
社名の由来は設立当時に発行されていた平凡出版(現・マガジンハウス)の男性誌『PocketパンチOh!』から[4]。「オープロダクション」「OH!プロダクション」「OHプロ」ともクレジットされることがある。