カイ・カヘレ
| カイアリ・カヘレ Kaialiʻi Kahele | |
|---|---|
 | |
| 出生地 |
.svg){kind=small} アメリカ合衆国 ハワイ州、ミロリイ |
| 出身校 | ハワイ大学マノア校卒業 |
| 所属政党 |
 民主党 |
| 称号 |
エア・メダル 空軍戦闘待機章 メリトリアスサービスメダル |
| 配偶者 | マリア・フェデイ |
| 子女 | 3人 |
| 親族 | ギル・カヘレ(父) |
| 公式サイト | 公式サイト |
| 選挙区 |
ハワイ州第2選挙区 |
| 当選回数 | 1回 |
| 在任期間 | 2021年1月3日 - 2023年1月3日 |
| ハワイ州上院議員 | |
| 選挙区 | 第1区 |
| 当選回数 | 2回 |
| 在任期間 | 2016年2月17日 - 2020年12月16日 |
カイアリ・カヘレ(Kaialiʻi Kahele, 1974年3月28日 - )は、アメリカ合衆国・ハワイ州出身の政治家、教育者、パイロット、民主党員。
2021年からアメリカ合衆国下院議員を務めている。カヘレはハワイ州成立以降、2例目となるハワイ先住民系議員である[1][2]。
経歴・人物
[編集]1974年3月28日、カヘレはハワイ島のサウス・コナ地区ミロリイのハワイ先住民の一家に生まれた[3][4]。ヒロ高等学校を卒業後、ハワイ・コミュニティーカレッジで学び、1988年にハワイ大学マノア校で教育学の学士号を取得した[5]。
パイロット
[編集]カヘレは軍と民間の両方でパイロットを務めている。
2001年からカヘレはハワイ空軍州兵に入隊した。2005年以降、イラクやアフガニスタンなどで軍務に付き、100以上の戦闘出撃と3000時間以上の飛行時間を記録している。これらの功績もあって、エア・メダルやメリトリアスサービスメダルなど多数の勲章を受章している[6]。
ハワイ州上院議員
[編集]2016年2月16日、カヘレは父でハワイ州上院議員ギル・カヘレの死後、父の地盤を引き継いでハワイ州上院議員に任命された。2016年8月の民主党予備選挙では得票率57％で勝利し、11月の本戦でリバタリアン党のキンバリー・アリアノフを破った[8]。2018年選挙では大勝を収めた。
カヘレは、再構築が必要だとしてハワイ大学システムの改革を目指し[9]、2027年まで授業料を凍結するために2017年にSB1161を導入した。法案は前進しなかった[10]。 Kaheleは2018年にSB2329を導入し、UHキャンパスでの授業料の削減を求めた[11]。この法案は、大学の財政管理能力を低下させたとして批判されている[12]。
2020年12月16日、カヘレはアメリカ下院議員に就任するためハワイ州上院を辞任した[13]。
アメリカ下院議員
[編集]選挙
[編集]2019年1月、カヘレはハワイ州第2選挙区からアメリカ下院議員に立候補すると発表した。現職のトゥルシー・ギャバード議員は2020年の大統領選挙への立候補を表明しており、10月25日、下院選挙への不出馬を表明した[14][15]。カヘレは2020年8月8日の予備選挙で勝利し[16] 、その後総選挙で勝利した[1]。
政策・発言
[編集]カヘレは、1月6日の米国議会議事堂での襲撃事件に関して、ドナルド・トランプ大統領の2度の弾劾決議にいずれも賛成票を投じた。議会での演説で、カヘレは大統領を弾劾することに賛成し、トランプが暴動を扇動したことは、大統領就任宣誓に違反していると主張した[17]。
関連項目
[編集]参考文献
[編集]- ^ a b “Kai Kahele wins Hawaii House seat vacated by Tulsi Gabbard” (英語). NBC News. (2020年11月6日)
- ^ “Democrats Kai Kahele and Ed Case cruising to general election for Congress”. Star Advertiser. (Aug. 8, 2020)
- ^ “Confident Kahele faces experienced, novice challengers in District 1”. Hawaii Tribune-Herald. (July 25, 2016)
- ^ O'Kane, Caitlin (6 November 2020). “A record-breaking 6 Native Americans were elected to Congress on Tuesday”. CBS News
- ^ “Meet Kai” (英語). Kai Kahele. 2021年3月31日閲覧。
- ^ “Awards & Decorations” (英語). Kai Kahele (2019年3月26日). 2020年11月6日閲覧。
- ^ “In His Father's Footsteps” (英語). MidWeek. (2019年6月4日)
- ^ “Kaiali'i Kahele – Ballotpedia” (英語) 2018年4月16日閲覧。
- ^ “System Is Broken” (英語). hilo.hawaii.edu. 2018年4月16日閲覧。
- ^ “SB 1161 - Hawaii 2017 Regular Session” (英語). Open States. 2018年4月16日閲覧。
- ^ “Measure Status”. www.capitol.hawaii.gov. 2018年4月16日閲覧。
- ^ Mendoza, Jim. “Lawmakers take up proposal to put UH tuition hikes on ice” (英語) 2018年4月16日閲覧。
- ^ “Kai Kahele Resigns From Hawaii State Senate” (英語). Honolulu Civil Beat. 2020年12月16日閲覧。
- ^ Sophie Cocke (January 21, 2019). “Hawaii state Sen. Kai Kahele officially announces 2020 bid for Congress”. Honolulu Star-Advertiser
- ^ Tulsi Gabbard [@TulsiGabbard] (2019年10月24日). "I'm fully committed to my offer to serve you, the people of Hawaii & America, as your President & Commander-in-Chief. So I will not be seeking reelection to Congress in 2020. I humbly ask for your support for my candidacy for President of the United States tulsi.to/mahalo". X（旧Twitter）より2019年10月28日閲覧。
- ^ Nam, Rafael (August 9, 2020). “Democrat Kai Kahele wins Hawaii primary to replace Tulsi Gabbard”. TheHill. 2021年3月20日閲覧。
- ^ HNN Staff (January 13, 2021). “Both of Hawaii's US representatives voted in favor of Trump's impeachment” January 22, 2021閲覧。
外部リンク
[編集]- Representative Kai Kahele official U.S. House website
- Kahele for Congress campaign website
- Biography at the Biographical Directory of the United States Congress
- Profile at Project Vote Smart
- Financial information (federal office) at the Federal Election Commission
- Legislation sponsored at The Library of Congress
- カイ・カヘレ - C-SPAN
| アメリカ合衆国下院 | ||
|---|---|---|
| 先代 トゥルシー・ギャバード |
 ハワイ州第2選挙区選出議員 第7代:2021年1月3日 |
現職 |
| アメリカ合衆国の儀礼席次 | ||
| 先代 アシュリー・ヒンソン |
下院議員の先任順 第402位 |
次代 ヤング・キム |
| 人物 | |
|---|---|
| その他 | |
