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カリ首(かりくび、英: Corona of Glans penis)または単にカリ (英: Corona) は、ヒトの男性器の一部。陰茎先端部のエラの張った、陰茎と亀頭の間に位置するくびれた部分のことである。亀頭溝または亀頭冠(きとうかん、中: 冠状溝)とも呼称され、漢字では「雁首」と表記する。
陰茎亀頭冠 | |
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亀頭冠は④ | |
ラテン語 | arteria urethralis |
英語 | Corona of Glans penis |
器官 | 男性器 |
動脈 | 尿道動脈 |
第二次性徴によって成長する。男性器のタナー段階IVで陰茎が長く太くなり、陰茎亀頭が発達し[1]、この頃から勃起時には包皮から完全露出できるようになる。通常時も包皮を剥いて亀頭を露出させておく癖(剥き癖)をつけると亀頭はより成長し、だんだんと陰茎部との段差(くびれ)が生じてくるとともに、いわゆるズル剥け(露茎)になることがある。逆に、この時期に包皮を剥き亀頭を露出させておく癖(剥き癖)をつけなかった場合は、亀頭の成長が妨げられることから包茎になりやすい。そしてタナー段階Vで成人型になる。露茎になった場合、平常時は陰茎から亀頭が常に出ている状態になる。包茎の場合、成人型でも平常時は常に皮が被った状態になる。
陰茎部段差の形状は不安定である。
亀頭の露出状態により、刺激による陰茎部段差の成長により変わる。
イヌにはカリ首ではないが、勃起時に膨満することで、交尾時に陰茎が抜けないようにし、膣内が精液で満たされやすくする役割を持つ、亀頭球というものがある。