カロリーヌ・シャンプティエ(Caroline Champetier、1954年7月16日 - )は、フランスの撮影監督、映画監督である。日本語では「キャロリーヌ・シャンプティエ」とも表記される[2]。
1954年7月16日[3]、パリに生まれる[3]。高等映画学院で学んだ[4]。シャンタル・アケルマンやブノワ・ジャコー、レオス・カラックスらの監督作品で撮影を担当している[5]。2009年に開催された第22回東京国際映画祭では、コンペティション部門の審査委員を務めた[6]。2009年から2012年までのあいだ、フランス撮影監督協会の会長を務めた[7]。
特記のない作品は撮影を担当。
- 北の橋 Le Pont du Nord (1981年)
- ゴダールのマリア Je vous salue, Marie / Le Livre de Marie (1985年)
- 映画というささやかな商売の栄華と衰退 Grandeur et décadence d'un petit commerce de cinéma (1986年)
- アリア Aria (1987年)
- ゴダールのリア王 King Lear (1987年)
- 右側に気をつけろ Soigne ta droite (1987年)
- 彼女たちの舞台 La Bande des quatre (1988年)
- デザンシャンテ La Désenchantée (1990年)
- ギターはもう聞こえない J'entends plus la guitare (1991年)
- 魂を救え! La Sentinelle (1992年)
- ゴダールの決別 Hélas pour moi (1993年)
- シングル・ガール La Fille seule (1995年)
- アリスの出発 En avoir (ou pas) (1995年)
- ポネット Ponette (1996年)
- ドライ・クリーニング Nettoyage à sec (1997年)
- 溺れゆく女 Alice et Martin (1998年)
- 夜風の匂い Le Vent de la nuit (1999年)
- マチューの受難 Selon Matthieu (2000年)
- H story (2001年)
- ソビブル、1943年10月14日午後4時 Sobibor, 14 octobre 1943, 16 heures (2001年)
- デュラス 愛の最終章 Cet amour-là (2001年)
- イカレた一夜 Carrément à l'ouest (2001年)
- 不完全なふたり Un couple parfait (2005年)
- 殺し屋 Le Tueur (2007年)
- 七夜待(2008年)
- TOKYO!(2008年)
- 神々と男たち Des hommes et des dieux (2010年)
- ホーリー・モーターズ Holy Motors (2012年)
- ハンナ・アーレント Hannah Arendt (2012年)
- 画家モリゾ、マネの描いた美女~名画に隠された秘密 Berthe Morisot (2012年) - 監督・撮影
- 不正義の果て Le Dernier des injustes (2013年)
- チャップリンからの贈りもの La Rançon de la gloire (2014年)
- めぐりあう日 Je vous souhaite d'être follement aimée (2015年)
- 夜明けの祈り Les Innocentes (2016年)
- 田園の守り人たち Les Gardiennes (2017年)
- アネット Annette (2021年)
- 危険な関係 Les Liaisons dangereuses (2003年)