ガストン・ベルジェ(Gaston Berger、1893年10月1日 - 1960年11月13日)は、フランスの哲学者、実業家、行政官。おもにフッサールに関する研究と、性格学(characterology)に関する業績について知られている。
セネガルのサンルイ生まれ。1930年代には肥料工場の経営を行っていた。のちにパリにて、“Centre Universitaire International et des Centres de Prospective ”を開設し、哲学部門の指導にあたった。
1953年から1960年、フランスの国民教育省の高等教育部門の部長として、フランスの大学教育の近代化に貢献した。1956年にはパリ企業経営学院(IAE de Paris)、1957には国立リヨン応用科学院(INSA de Lyon)を創設している。
セネガルのサンルイのガストン・ベルジェ大学は彼の名に由来している。