ジャンル |
アクションRPG 格闘RPG[注釈 1] |
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対応機種 |
セガサターン (SS) ガーディアンヒーローズHD
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開発元 | トレジャー |
発売元 | セガ |
プロデューサー | 麻生宏 |
ディレクター |
前川正人 長谷川勝弘 |
デザイナー |
菊地徹彦 右京雅生 |
シナリオ | 木村幸一 |
プログラマー | 右京雅生 |
音楽 |
鈴木勝彦 半沢紀雄 |
美術 |
菊地徹彦 木村幸一 |
人数 | 1 - 6人[注釈 2] |
メディア | CD-ROM |
発売日 |
SS 1996年1月26日 1996年4月23日 1996年6月20日 発売日一覧
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対象年齢 |
CERO:B(12才以上対象) ESRB:T(13歳以上) PEGI:12 |
コンテンツアイコン |
暴力 Violence, Blood Violence, Bad Language |
その他 |
型式: GS-9031 81035 MK81035-50 |
『ガーディアンヒーローズ』 (Guardian Heroes) は、1996年1月26日に日本のセガから発売されたセガサターン用アクションロールプレイングゲーム。
「伝説の剣」を入手した4人の冒険者たちが、謎のアンデッドヒーローと共に王国と戦う内容となっている。ベルトスクロールアクションゲームにロールプレイングゲームの要素が追加されたシステムが特徴。開発はトレジャーが行い、プロデューサーはゲームギア用ソフト『ソニック ドリフト』(1994年)を手掛けた麻生宏、ディレクターは同じく『ソニック ドリフト』を手掛けた長谷川勝弘、音楽はメガドライブ用ソフト『幽☆遊☆白書 魔強統一戦』(1994年)を手掛けた鈴木勝彦および半沢紀雄が担当している。また演奏者としてイエロー・マジック・オーケストラとの共同作業で知られる松武秀樹が参加している。
後に続編となるゲームボーイアドバンス用ソフト『アドバンスガーディアンヒーローズ』(2004年)が発売された他、本作のHD化となる『ガーディアンヒーローズHD』がXbox 360のXbox Live Arcade対応ソフトとして移植され、配信された。また、上記のXbox 360の移植版がXbox One、Xbox Series X/Sの後方互換タイトルに追加されたためXbox One、Xbox Series X/Sでも遊ぶことができる。
剣と魔法の世界を舞台にしたアクションRPG作品である。ストーリーモードでは2人まで、VSモードは別売のセガサターン用周辺機器マルチターミナル6を使う事で6人までのプレイが可能。ベルトスクロールアクションゲームの体裁を取っているが、その範疇に収まらないシステムを多数持っている。
ストーリーモードは全30ステージからなるが、要所要所でキャラクター間での会話が入る。そこでの選択によってストーリー、そして進むステージが分岐するようになっており、1回のプレイで全てのステージを回る事は無い。マルチシナリオ、マルチエンディングとなっている。敵を攻撃する、魔法を使うなどの何かしらの行動のたびに経験値が入り、戦闘中にリアルタイムでキャラがレベルアップする。ステージとステージの合間ではその上がったレベルの数だけポイントが入り、それを力・体力・知力・精神力・素早さ・運の6つのパラメーターに好きなように配分し、キャラクターの能力を上げられる。
キャラの行動にはダッシュ、ガード、空中ガードといった選択肢が存在し、コマンド入力による技もあるなど、「格闘RPG」というジャケットの記載の通り格闘ゲームのような特徴を多く備えている(ただし主人公ら以外のVSモード専用キャラの中には、敵の攻撃をガードできない者やコマンド技を持たない者などもいる)。
また、本作の大きな特徴に、戦闘のフィールドを広い平面としては使用せず、あえて3本のライン上に限定したシステムをとっている点がある。普通のベルトスクロールアクションならば画面の奥・手前への移動は方向キーの上下入力で行われるが、このゲームにおいてそれらの操作は「ジャンプ」と「しゃがみ」に割り振られており、L・Rボタン、及びYボタンでのライン移動がこのゲームでの奥・手前方向への基本的な移動手段である。ライン移動は通常のものとは違う軌道の低いジャンプによって行われ、その最中は敵の攻撃を受けない無敵状態だが、着地の際には無防備な瞬間がある。
正しく対戦格闘システムのアクションゲームであるが、アクションゲームの群れるザコを弾ね飛ばす爽快感と、対戦格闘の駆け引きという両者の長所を合わせ、アクションゲームのすぐやられる、対戦格闘の動作が重いなどの短所をなくし、RPG要素を加味したものである。アクションゲーム部分でも、アンデッドヒーローという無敵のオプションがあり、これを全く使わず経験値を稼ぐことも、これを戦わせて自分は防御しているだけでも進むことも出来る。またコンティニューはできるが、難易度が上がるにつれ回数が少なくなる。対戦部分においても、画面全体を覆う程の攻撃が出来るキャラから、攻撃が1種しかなく防御もできないキャラクターも存在するが、極めて大きいキャラクターの強さ設定幅や1対5戦など幅広い調整が可能となっている。
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
ハーン、ランディ、ニコレ、銀次郎たち冒険者一行は、冒険の末王国が探しているという古の「伝説の剣」を手に入れる。宿屋で剣の話で盛り上がっているところに赤い鎧の騎士セレナが飛び込んできて王国の騎士団から狙われていることを伝える。宿にも火が放たれ、城下から逃げ出す一行。町外れの墓地で追い付かれ、王国が放った魔導兵器に苦戦していた時、突如伝説の剣が輝きだしアンデッドヒーローが復活し圧倒的な力を見せつける。伝説の剣は過去に存在していた「剣の時代」の王国で生前のアンデッドヒーローが振るっていたものであった。一行はアンデッドヒーローとともに王国と戦っていくこととなる。
バルガーら騎士団を退け、王国を操るカノンと対峙するハーンたち。セレナは剣の時代の王族の末裔であり、アンデッドヒーローは滅亡の最後まで抵抗した王国最強の騎士であった。王家の交代劇など聞いたことがないと驚くバルガー。カノンは歴史の真実を語りだす。かつて世界には天の者、地の者という強大な支配者がおり、人間たちは無力な存在だった。天の者は地の者を打ち倒すため、人間たちに魔法の力を授けた。人間たちは天の者と協力し、多大な犠牲を払いつつも地の者を闇に封じることに成功する。「魔法の時代」の到来であった。しかし天の者は予想を超える魔導士たちの力を恐れ、地の者と同じように闇に封じ込めた。やがて魔法は忘れ去られ、世は「剣の時代」となる。カノンは永い時を経て天の者への復讐のために地上へ舞い戻り、剣の時代の王国を滅ぼし魔法による国家を作り上げたのだった。真実を知った一行は選択を迫られる。偽の王国を討ち果たすのか、天の者と戦うのか、地の者と戦うのか。
No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 備考 | 出典 |
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1 | ガーディアンヒーローズHD | INT 2011年10月12日 |
Xbox 360 | トレジャー | セガ | ダウンロード (Xbox Live Arcade) |
- | 2人協力プレイ(ストーリー)、最大12人同時プレイ(VSモード限定) アバター用アイテムが先行配信[1] |
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評価 | ||||||||||||||||||||||
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項目 | キャラクタ | 音楽 | お買得度 | 操作性 | 熱中度 | オリジナリティ | 総合 |
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得点 | 4.2 | 3.8 | 3.9 | 3.9 | 4.0 | 4.1 | 23.9 |
ゲーム誌『ファミ通』の「クロスレビュー」では合計26点(満40点)[7]とやや高評価となり、『SATURN FAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は右記の通り、合計23.9点(満30点)[10]と高評価となった。