ガーヴァー男爵 Baron Garvagh | |
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創設時期 | 1818年8月18日 |
創設者 | 摂政ジョージ (国王ジョージ3世名代) |
貴族 | アイルランド貴族 |
初代 | 初代男爵ジョージ・カニング |
現所有者 | 6代男爵スペンサー・カニング |
相続人 | ストラトフォード・カニング閣下 |
付随称号 | なし |
モットー | 不幸に屈するのではなく、 不幸に抗え (Ne Cede Malis Sed Contra) |
ガーヴァー男爵(ガーヴァーだんしゃく、英: Baron Garvagh)は、アイルランド貴族の爵位。1818年に創設された。
政治家で首相ジョージ・カニング(1770–1827)の従弟にあたるジョージ・カニング(1778–1840)はトーリー党所属庶民院議員を務め、1818年10月28日にアイルランド貴族であるロンドンデリー県ガーヴァーにおけるガーヴァー男爵に叙された[1]。1800年合同法の施行以降、新しいアイルランド貴族爵位の創設には既存の爵位が3つ廃絶する必要があり、ブルームフィールド男爵位の創設はベルヴェディア伯爵、ハウ子爵、カラン男爵の廃絶を根拠とした[1]。初代男爵は叙爵以降、ロンドンデリー統監も務めた[1]。
4代男爵レオポルド・アーネスト・ストラトフォード・ジョージ・カニング(1878–1956)は1923年にイギリスファシスト党を設立して、党首を務めたことで知られる[2]。
2019年現在の当主は4代男爵の孫にあたる6代男爵スペンサー・ジョージ・ストラトフォード・ド・レッドクリフ・カニング(1953–)である[3]。
爵位の法定推定相続人は現当主の息子ストラトフォード・ジョージ・エドワード・ド・レッドクリフ・カニング(1990年 – )である。その推定相続人はいない。