キベロン (駆逐艦)

艦歴
発注
起工 1940年10月14日
進水 1942年1月31日
就役 1942年7月6日
退役
その後 1972年2月15日に売却
除籍
性能諸元
排水量 1,705トン
全長 359 ft 9 in (109.65 m)
全幅 65 ft 9 in (20.04 m)
吃水 9 ft 6 in (2.90 m)
機関
最大速 31ノット (57 km/h)
乗員 220名
兵装

キベロン (HMAS Quiberon, G81) はオーストラリア海軍駆逐艦Q級。後に対潜フリゲートに改装された。1942年就役だが、第二次世界大戦中はイギリス海軍によって運用された。

艦歴

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1940年10月14日起工。1942年1月31日進水。同年7月6日就役。

トーチ作戦(北アフリカへの上陸作戦)実行に伴いキベロンも地中海に入る。1942年11月28日、「キベロン」と駆逐艦「クエンティン」はボーヌ沖でイタリア潜水艦「デジエ (Dessie)」を沈めた。1942年12月2日、「キベロン」と軽巡洋艦「オーロラ」、「アルゴノート」、「シリアス」、駆逐艦「クエンティン」で構成されたQ部隊はシチリア海峡で敵船団を攻撃し、輸送船4隻すべてと護衛の1隻、イタリア駆逐艦「フォルゴーレ」を沈めた。しかし、その帰路に「クエンティン」がドイツ軍機の攻撃で撃沈された。

1943年1月まで地中海で活動。それからはインド洋での船団護衛に従事した。1944年になると日本支配地域への攻撃にも参加した。1944年10月のミレット作戦ではニコバル諸島の砲撃を行った。1945年には日本本土への攻撃作戦にも参加した。

対潜フリゲート改装後の「キベロン」(1960年撮影)

1950年5月15日、退役。対潜フリゲートに改装され1957年12月18日に再就役。

1964年6月26日、退役。1972年2月15日に売却され、解体。

外部リンク

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