クイッフ (Quiff) は、1950年代のポンパドゥールとフラットトップ、そしてモヒカンを組み合わせたような髪型である。長めの前髪を持ち上げ、横と後ろの髪は短めに刈り込む。前髪の一部を前方に垂らす場合は、象の鼻 (Elephant's trunk) と呼ばれる。
クイッフの語源は定かではないが、いくつかの説がある:
第二次世界大戦中は男性は短い髪型が規範となっていた反動で、戦後に流行した。この髪型はイギリスのテディ・ボーイズ(テッズ)たちが好んでスタイリングしていた。1970年代から1980年代にかけて、テディ・ボーイのリバイバルがあり、クイッフは進化した形になった。1980年代の日本のヤンキーのリーゼントはこの髪型に似ている。1990年代にもクイッフが流行した[1]。