クシノマヴロ

クシノマヴロ
ブドウ (Vitis)
Vitis vinifera
別名 Xynomavro, Mavro Naoussis, Popolka
原産地 ギリシャ
主な産地 ナウサ、ドウメニッサ、アミンタイオ
VIVC番号 13284
ワインの特徴
特徴 タンニン含量が高く、中-高酸性度
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クシノマヴロを生産するナウサのブドウ畑

クシノマヴロ(ギリシア語: Ξινόμαυρο [ksiˈno̞mavro̞])は、ギリシャイマティア県ナウサアミンタイオ周辺やマケドニア等の赤ワイン用のブドウ品種である[1][2]。ナウサ、ゴウメニッサ、アミンタイオ、ラプサニトゥリコモシアティスタヴェルヴェントスや少量であるが、アトス山オサ山ヨアニナマグネシアカストリアトリカラでも栽培される。2010年の栽培面積は1971ha[3]で全てギリシア国内であったが、2013年には2239haに増加し、中国の甘粛省を含む世界中[4]に広がっている。

ワイン

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ナウサで作られる赤ワインは、ギリシャの最も重要でよく知られたワインの1つである。ナウサの保護原産地呼称は1971年に確立され、クシノマヴロを100%使うことが要件である。出来の良いものは、高い酸性度とタンニン含量のためによく熟成され、イタリア最高のワインと見做されるバローロに匹敵するといわれるネッビオーロで作ったワインに十分近いものになる[5]。ゴウメニッサでは、しばしばネゴスカとブレンドし、とてもフルーティーでアルコール度数の高いワインが作られる[6]

出典

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  1. ^ Vitis International Variety Catalogue VIVC, Xinomavro”. Julius Kühn-Institut. 2020年10月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月4日閲覧。
  2. ^ McWeeney, Myles (August 17, 2004). “Best cellars: A Greek odyssey”. The Independent. オリジナルの2017年12月1日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20171201192045/https://www.independent.ie/unsorted/features/best-cellars-a-greek-odyssey-25902351.html 
  3. ^ Anderson, K and Aryal, NR (2013). Which Winegrape Varieties are Grown Where? A Global Empirical Picture. University of Adelaide Press. doi:10.20851/winegrapes. ISBN 978-1-922064-67-7. http://www.adelaide.edu.au/press/titles/winegrapes/ 
  4. ^ Robinson, J, ed (2015). The Oxford Companion To Wine (4th ed.). Oxford University Press. ISBN 978-0-198705-38-3 
  5. ^ Xynomavro Wine”. Wine-Searcher. 2018年10月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年11月21日閲覧。
  6. ^ Robinson, J (1996). Jancis Robinson's Guide to Wine Grapes. p. 127. ISBN 0198600984