クプラ・フォーメンター | |
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フロント | |
リア | |
概要 | |
販売期間 | 2020年- |
ボディ | |
プラットフォーム | フォルクスワーゲンMQB |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,679-2,681 mm |
全長 | 4,450-4,468 mm |
全幅 | 1,839-1,852 mm |
全高 | 1,505-1,520 mm |
車両重量 | 1,437-1,704 kg |
フォーメンター(FORMENTOR)は、セアトが製造し、クプラブランドで販売されている(Cセグメント)クーペSUVである。
2019年のジュネーブモーターショーでコンセプトモデルがデビューし、市販モデルは2020年に発売された[1]。クプラのフラッグシップに位置し、アテカをベースにしながらも流れるようにルーフを傾斜させたクーペスタイルとなっている[2]。外観は、クプラの特徴的なハニカム形状のグリルが採用され、メッシュグリルパターンによってスポーティーさを表現している[3]。インテリアはエクステリアに合わせて美しさを意識した上質なものになっていて、クプラを象徴するカッパーカラーのステッチが施されたレザーダッシュボードは、スポーティな雰囲気のなかにもクプラならではの個性を感じるキャビンに仕上がっている[1]。シートは人間工学に基づいた着座指定を可能にする設計およびデザインになっている[1]。ほかにもエンジンスタートボタンやドライブモードボタン、パドルシフトが装備されている[1]。また、フルデジタル化により、ドライバーがフルカスタマイズ可能な10.25インチデジタルコックピットを搭載[1]。回転数、トルク、パワー、ターボ圧力、Gメーターなど走りに関するものをはじめ、さまざまな情報が表示できる[1]。他にも、コネクテッド機能をはじめ、USB(TypeC)接続端子を前後に2つ装備するほかQi規格に準拠したワイヤレスチャージャーが設置されている[1]。プラットフォームはフォルクスワーゲンMQBプラットフォームを採用[1]。セアト・レオンをはじめ、フォルクスワーゲン・ゴルフやアウディ・A3などとも共有している[1]。パワートレインは、310 psのハイパフォーマンス版と、245 psのプラグインハイブリッドを揃える[2]。
(出典:[1])
(出典:[1])
「フォーメンター」の名前はスペイン・マルヨカ島にある岬にちなんで付けられたもので、スペイン発であることを積極的にアピールしている。ほかにもハイスペックグレードは「VZ」というグレード名で、これはスペイン語で「速い」を意味する「veloz」から取られている。
※赤色: 当時のクプラはスポーツトリムであったため、セアトブランドで販売されていました。 | ||||||||||
2010年代 | 2020年代 | |||||||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | 1 | 2 | 3 | |
ホットハッチ | レオン (I) | レオン (II) | ||||||||
ステーションワゴン | レオン ST (I) | レオン ST (II) | ||||||||
電気自動車 | ボーン | |||||||||
SUV | アテカ | |||||||||
フォーメンター | ||||||||||