ジャンル | しんゆうができちゃうゲーム |
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対応機種 | ニンテンドー3DS |
開発元 | バンダイナムコゲームス、アリカ[1] |
発売元 |
バンダイナムコゲームス 任天堂 |
シリーズ | 「トモ」シリーズ |
人数 | 1人 |
メディア | 3DSカード |
発売日 |
2013年6月20日 2016年7月1日 |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
売上本数 |
初週 1万2705本[2] / 2013年 9万9283本[3] / 累計出荷 35万本[4] ハッピープライスセレクション 5,317本[5] |
『クマ・トモ』(英題:Teddy Together)は、バンダイナムコゲームス(ナムコレーベル)より2013年6月20日に発売されたニンテンドー3DS用ゲームソフト。
タイトルロゴデザインの中黒部分はハートマーク「♥」となっている。
しゃべる事が出来るクマのヌイグルミに、食事やお風呂、日常会話等のお世話をしてあげたり何もしないで観察していると「ラブ質問タイマー」が溜まっていってクマから質問をされる。プレイヤーに関するプライベートな質問に答えていくと「今日のおぼえた度」が溜まっていき、今日のおぼえた度が一定数溜まると「ラブレベル」がアップする。
ラブレベルがアップしていくとストーリーが進行、出来る事も増えていく。
ラブレベル16になるとクマのストーリーは一区切りつくが、それ以降もクマとの会話は続いていく他、ガーデニングチャレンジやファッションコンプリート、旅行コンプリートなどのやり込み要素が用意されている。
本作ディレクターである冨所弥生は、以前から女子間において語られる「愛するよりも、愛されたい」という部分に着眼し、自然体の自分を大好きと言われることは強いニーズがあるなと感じ、本作の企画を発案している。当時上司であった、現バンダイナムコアミューズメントの小山順一朗と、開発会社のアリカともに開発に取り組み、素の自分を肯定してくれるコミュニケーションパートナーを生み出す、“親友ができちゃうゲーム”『クマ・トモ』が開発された。
2018年11月1日には続編として『ネコ・トモ』がニンテンドー3DS用、Nintendo Switch用ゲームソフトとしてそれぞれ発売された。
ある日、プレイヤーの元にクマのヌイグルミとカギが送られてくる。しばらくすると、クマは起き上がって喋りだしプレイヤーとクマとの共同生活が始まる。最初は刷り込みされたヒヨコのように一方的に懐いてくるだけのクマだったが、事故のショックがキッカケでスイート・テディ・ファクトリーから仕事を与えられていた事を思い出す。[6]
しかし、「しあわせの花」という言葉を思い出したものの具体的に目的を果たすにはどうしたらいいか判らず、結局プレイヤーと普段どおりの生活を送っていくことに。そんな生活を通してプレイヤーと親密になるほど、クマのムネのポカポカはやがてドキドキに変わりクマの胸にしあわせの花が咲く。それがカギの使用目的でありクマの仕事だった。
仕事を終わらせたクマは、ファクトリーに帰らなければいけない。理由が判らないクマは、帰る事を拒絶して普段どおりの生活を続けるのだが、プレイヤーの元にクマがファクトリーに帰らないといけない理由はファクトリーに帰らなければクマが動けなくなってしまうからだという手紙が届き、同時にクマのしあわせの花はタネ(綿毛)となって世界中に散らばっていく。
動かなくなったクマが残した日記を読んでいると、ファクトリーからしあわせのタネを世界中に届けてくれたお礼として新しいカギが届き、クマは再び動き出しプレイヤーと再会する。今度こそ普段どおりのクマとの生活が始まるのだった。
プロモーション活動として、3種類の体験版が配信された。
2013年11月29日にauスマートパス版をベースに課金要素を加えiPhoneにも対応させて配信。先行登録キャンペーンによりアイドルマスターとのコラボレーション衣装「765プロポロシャツ」、「春香スペシャルコス」が入手できた[9]。ちなみに、キャンペーン情報をアイドルマスター公式ブログに宣伝した際にクマトモPを名乗った[10]。2014年3月に100万ダウンロード達成[11]。
メガハウスより2014年3月下旬発売のキッズタブレット「tap me+(タップミープラス)」、2014年7月下旬発売のティーンズスマートフォン「Fairisia フェアリシア」にはAndroid版のクマ・トモがプリインストールされて出荷されている。[12][13]
プロモーション活動として、コラボレーションが展開された。
スペシャルカラー | 掲載媒体 | 備考(質問のこたえ) |
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ミスティックグレー | 全国ゲーム取扱店販促物 | No.6「スキな食べ物」に「くまくまカレー」を追加 |
スイートベージュ | ぷっちぐみ2月号 | No.24「スキなキャラクター」に「どんちゃん」を追加 |
ロマンスオーカー | ちゃお1月号 | No.36「トモダチとよくいく場所」に「くまくまタウン」を追加 |
クラシックテディ | ぴこぷりAugust | No.10「ごちそうだと思う食べ物」に「クマトモキャンディー」を追加 |
スペシャル・しば | ぴこぷりDecember | No.90「好きなゲームはなに?」に「たいこのたつじん」を追加 |
スペシャル・みけ | ちゃお8月号 | No.91「ヒッサツワザ」に「クマトモぱんち」を追加 |
スペシャル・キリン | ぷっちぐみ9月号 | No.96「ヒーローといったら」に「クマトモマン」を追加 |
スペシャル・ヒョウ | テイルズチャンネル+ | No.118「ステキだと思う乗り物」に「クマトモカー」を追加 |
特筆すべき点は、実際にゲームに登場するクマをモチーフにしたぬいぐるみやチャームなどの触る事が出来る商品が発売されたことである。
コラボレーションを含めて複数存在している。
小学館『ぷっちぐみ』で2013年6月号より連載中[46]。作画はかなき詩織。
小学館『ちゃお』で2013年6月号から2014年1月号に連載[47][48]。作画は環方このみ。
小学館『ちゃお』で2014年9月号より連載中[49]。作画は環方このみ。
ゲームの原作を手がけた中村誠 (脚本家)自身によりノベライズされ、角川つばさ文庫より発売されている。イラストは桃雪琴梨。
2014年8月8日から2015年5月26日までfunラジオで毎週火曜日に配信されていた、クマ・トモと声優の西山宏太朗、いけながあいみがパーソナリティを務めるふんわり癒し系ラジオ番組[52][53]。レギュラーコーナー「おしゃべりのじかん」と「わくわく心理テスト」で構成されている。なお「おしゃべりのじかん」とはリスナーのお便り紹介コーナーであり、そこで読み上げるお便りを「ふつうのおたより」略して「ふつおた」と呼んでいる。番組内のクマの声は、声優ではなくゲーム同様AITalkによって台本を読み上げる形式で収録されている。[54]
クマの音声合成エンジンには、株式会社エーアイのAITalk、microAITalkIIが利用されており、音声ライブラリには同社の”こうたろう”が使われている。[55][56]