クリマティウス

クリマティウス
保全状況評価
	絶滅（化石）
地質時代
	古生代デボン紀前期
分類
学名
	Climatius; Agassiz, 1845
タイプ種
	Climatius reticulatus; Agassiz, 1845
和名
	クリマティウス
種
	C. reticulatus;

クリマティウス（Climatius）は、古生代デボン紀に生息していた魚類の1種。（以前はシルル紀からも知られるとされていたが、のちにノストレピス（Nostolepis）の誤認と判明した^[1]）

顎（あご）を有する最初の脊椎動物として、また、尖った鰭（ひれ）と多くの棘（とげ）を具えた魚類としても知られる棘魚類に属す。その中の初期の種に位置づけられ、そして、典型とされる。

体長約7.5～10cmの小さな体に先端が尖った鰭と15本もの棘を具えており、これらは捕食者に対する防御の役割があったと考えられる。力強い尾鰭を始めとする多くの鰭は、この動物が活発に泳いていたことを物語っており、おそらくは、他の魚や小さな甲殻類を捕食していたと思われる。下顎の内側は微細で鋭い歯に覆われており、しかし、上顎の歯は少ない。

化石はヨーロッパと北アメリカで発見されている。

クリマティウス・レティクラトゥス
*Climatius reticulatus* （想像図）

外部リンク

Climatius - The Taxonomicom

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^ Schnetz, Lisa; Butler, Richard J.; Coates, Michael I.; Sansom, Ivan J. (2022-07). Sansom, Robert. ed. “Skeletal and soft tissue completeness of the acanthodian fossil record” (英語). Palaeontology 65 (4). doi:10.1111/pala.12616. ISSN 0031-0239.

[1] Schnetz, Lisa; Butler, Richard J.; Coates, Michael I.; Sansom, Ivan J. (2022-07). Sansom, Robert. ed. “Skeletal and soft tissue completeness of the acanthodian fossil record” (英語). Palaeontology 65 (4). doi:10.1111/pala.12616. ISSN 0031-0239.

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クリマティウス

関連項目

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