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以前の社名 |
インドネシア国鉄 (DKA/PNKA/PJKA) (1945~1991年) インドネシア公共鉄道会社 (Perumka) (1991~1998 年) |
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種類 | 株式会社、国有企業 |
設立 | 1945年9月28日 |
主要人物 |
Said Aqil Siradj (会長委員) Didiek Hartantyo (CEO) |
売上高 | Rp 17.9 trillion (2017)[1] |
利益 | Rp 1.72 trillion (2017)[1] |
総資産 | Rp 33.5 trillion (2017)[1] |
所有者 | インドネシア政府 |
従業員数 | 27,396 (2017)[1] |
子会社 |
KAIコミューター KAIバンダラ KAIロジスティクス KAIワイサータ KAIプロパティ KAIサービス |
ウェブサイト |
www |
インドネシア国鉄 | |
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スマトラ島とジャワ島における路線網 | |
路線範囲 | ジャワ島, スマトラ島(アチェ州、北スマトラ州、西スマトラ州、南スマトラ州、ランプン州), スラウェシ島(南スラウェシ州) |
運行 | 1945–現在 |
軌間 |
1,067 mm (3 ft 6 in) (大部分の路線) 1,435 mm (4 ft 8+1⁄2 in) (Aceh, スラウェシ鉄道, ジャボデベク・ライトレール, インドネシア高速鉄道) |
過去の軌間 |
750 mm (2 ft 5+1⁄2 in) (Aceh tramway gauge)[2] 600 mm (1 ft 11+5⁄8 in) (tramway gauge)[2] |
電化 |
直流1500V架線( KAIC ) 直流750V第三軌条( パレンバンLRT、ジャボデベックLRT)[3] |
全長 | 5,042キロメートル (3,133 mi) |
本社 | インドネシア バンドン |
クレタ・アピ・インドネシア(P.T. Kereta Api Indonesia)、通称PT KAI(KAI)とは、インドネシアの国有鉄道オペレーター[4]。国有企業であり、国に線路使用料を支払って運行を行う。2019年、KAIは4億2900万人の旅客と4720万トンの貨物を輸送した[5]。
日本では、インドネシア鉄道会社、インドネシア国鉄とも表記される。
インドネシアにおいて鉄道は、オランダ植民地時代の1867年に初めて運行開始した[4]。オランダ東インド会社の許可を得た Nederlandsch-Indische Spoorweg Maatschappij (NIS) がインドネシア初の鉄道会社であった。
1953年インドネシア独立後、鉄道事業者は Deli Railway Company を除き、Djawatan Kereta Api Republik Indonesia (DKARI, Railways Service of the Republic of Indonesia) に統合された。さらに1963年5月25日には Deliを含めて国有化され Perusahaan Negara Kereta Api (PNKA, 国立鉄道会社)が発足した[6][7]。1971年9月15日、PNKAはPerusahaan Jawatan Kereta Api (PJKA, 鉄道サービス会社)に改組された[8] 。
1991年1月2日、PJKAは Perusahaan Umum Kereta Api (Perumka, the Railways Public Corporation)に改組され[9]、 1999年6月1日には株式会社形態の PT Kereta Api (Persero) (PT KA, インドネシア鉄道株式会社)となった[10]。 2010年5月には現在の PT Kereta Api Indonesia (Persero) (PT KAI)となっている[11]。
KAIは複数の子会社を運営する。
最も大きなものはPT Kereta Commuter Indonesia(KCI; 通称KAI Commuter)であり、ジャカルタ都市圏(ジャボデタベック)において通勤電車サービスを運営する[12]。かつてはPT KAI Commuter Jabodetabek(KCJ)との名称であった。
列車内の飲食および清掃サービスを担当[13]。
駅と空港の間を結ぶ列車サービスを提供して、交通連携をサポート[14]。
インドネシア全域での通勤列車サービスを提供し、ジャボデタベック地域だけでなく広範囲をカバー[15]。
観光旅行用の列車サービスを管理・提供[16]。
PT KAIの所有する不動産の管理と開発、鉄道関連資産活用を担当[18]。
2016年、KAI は以下の車両を保有する[19]。
KAIは国内の鉄道メーカーであるインダストリ・クレタ・アピ(PT Industri Kereta Api; INKA)の主要顧客であり、INKAは客車、貨車、電車を製造している。