Grand Slam of Darts | |
---|---|
概要 | |
開催国 |
イギリス ( イングランド) |
開催地 | ウルヴァーハンプトン |
会場 | アルダーズリー・レジャー・ビレッジ |
初開催 | 2007年 |
主催団体 | PDC |
テレビ | Sky Sports |
インターネット | PDCTV |
使用ボード | unicorn ECLIPSE PRO |
形式 |
legs BDOの招待プレイヤーも参加 |
賞金総額 | £650,000 (2024) |
開催月 | 11月 |
ナイン・ダート・フィニッシュ | |
有-TV放送 |
ジェームズ・ウェイド (2008) キム・ハイブレクト (2014) デイブ・チズナル (2015) ディミトリ・バン・デン・バーグ (2018) ジョシュ・ロック (2022) ライアン・サール (2023) |
現在のチャンピオン | |
ルーク・リトラー (2024) |
グランド・スラム・オヴ・ダーツ (bwin Grand Slam) は、プロフェッショナル・ダーツ・コーポレイション (PDC) が開催するダーツのトーナメントである。PDCは、競合団体のブリティッシュ・ダーツ・オーガナイゼイション (BDO) からも、最高のパフォーマンスをしたプレイヤー達を招待しており、全強豪が1つのワールド・チャンピオンシップで争えない現在、その代わりとなるイベントとなっている。(BDOの清算に伴い、2021年度大会からはPDC所属プレイヤーのみの参加)
これまでに2つの異なる団体のチャンピオン同士で直接対決が2回あり、また、いくつかのイギリス以外でのトーナメントでも、BDOとPDCの対決を取り上げたものは存在する。しかし、このイベントは、イギリスで開催され、両団体から (直接対決ではなく) 多くのトップ・プレイヤーが参加する初めてのトーナメントである。
このトーナメントが開催される以前にも、PDCとBDOのどちらからもプレイヤーが出場するトーナメントが存在する。
2005 マスターズ・オヴ・ダーツは、両団体のトップ・プレイヤー達の対戦を呼び物にした最初のトーナメントであり、2006年と2007年には、オランダで開催されたインターナショナル・ダーツ・リーグとワールド・ダーツ・トロフィーは、BDO対PDCを呼び物にするため、PDCのプレイヤーが招待されている。
このトーナメントは、獲得した賞金額に基づくPDCのワールド・ランキング・システムであるPDC オーダー・オヴ・メリット (PDC OOM) に反映されるメジャー・トーナメントである。
現在、賞金総額は、PDCのイベント中、ワールド・マッチプレイに次いで4番目となっている[1]。
このトーナメントの賞金は、以下の通りとなっている[2][3]。
年 | 優勝 | 準優勝 | 準決勝 | 準々決勝 | ラスト 16 |
グループ3位 | グループ4位 | グループ 首位 |
ハイエスト・ チェクアウト |
9ダーター | 実総額[4] | 公称総額 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2007 | £80,000 | £35,000 | £15,000 | £10,000 | £6,000 | - | £4,000 | - | £3,000 | - | £300,000 | [5]£250,000 [6]£300,000 |
2008 | £100,000 | £40,000 | £20,000 | £12,500 | £7,500 | - | £4,000 | - | £2,000 | 不明 | £356,000 | [7]£356,000 |
2009 | £100,000 | £50,000 | £25,000 | £15,000 | £7,500 | £5,000 | £2,500 | £2,500 | 不明 | - | £400,000 | [8]£400,000 |
2010 | £100,000 | £50,000 | £25,000 | £15,000 | £7,500 | £5,000 | £2,500 | £2,500 | 不明 | - | £400,000 | [9]£400,000 |
2011 | £100,000 | £50,000 | £25,000 | £15,000 | £7,500 | £5,000 | £2,500 | £2,500 | 不明 | - | £400,000 | [10]£400,000 |
2012 | £100,000 | £50,000 | £25,000 | £15,000 | £7,500 | £5,000 | £2,500 | £2,500 | 不明 | - | £400,000 | £400,000 |
2013 | £100,000 | £50,000 | £25,000 | £15,000 | £7,500 | £5,000 | £2,500 | £2,500 | 不明 | - | £400,000 | £400,000 |
2014 | £100,000 | £50,000 | £25,000 | £15,000 | £7,500 | £5,000 | £2,500 | £2,500 | 不明 | - | £400,000 | £400,000 |
2015 | £100,000 | £50,000 | £25,000 | £15,000 | £7,500 | £5,000 | £2,500 | £2,500 | 不明 | £30,000 | £430,000 | £400,000 |
2016 | £100,000 | £50,000 | £25,000 | £15,000 | £7,500 | £5,000 | £2,500 | £2,500 | 不明 | - | £400,000 | £400,000 |
2017 | £110,000 | £55,000 | £28,500 | £16,000 | £10,000 | £5,000 | £3,000 | £2,500 | 不明 | - | £450,000 | £450,000 |
2018 | £110,000 | £55,000 | £28,500 | £16,000 | £10,000 | £5,000 | £3,000 | £2,500 | 不明 | £25,000 | £475,000 | £450,000 |
2019 | £125,000 | £65,000 | £40,000 | £20,000 | £10,000 | £7,500 | £4,000 | £3,500 | 不明 | - | £550,000 | £550,000 |
2020 | £125,000 | £65,000 | £40,000 | £20,000 | £10,000 | £7,500 | £4,000 | £3,500 | 不明 | - | £550,000 | £550,000 |
2021 | £125,000 | £65,000 | £40,000 | £20,000 | £10,000 | £7,500 | £4,000 | £3,500 | 不明 | - | £550,000 | £550,000 |
2022 | £150,000 | £70,000 | £50,000 | £25,000 | £12,250 | £8,000 | £5,000 | £3,500 | 不明 | 不明 | £650,000 | £650,000 |
2023 | £150,000 | £70,000 | £50,000 | £25,000 | £12,250 | £8,000 | £5,000 | £3,500 | 不明 | £10,000 | £660,000 | £650,000 |
2024 | £150,000 | £70,000 | £50,000 | £25,000 | £12,250 | £8,000 | £5,000 | £3,500 | 不明 | - | £650,000 | £650,000 |
なお、この賞金額はWDF/BDOの賞金額が最も多いイベントであるBDO ワールド・プロフェッショナル・ダーツ・チャンピオンシップス (レイクサイド) の実際に払われた賞金額も、BDOによる公称額[11]も超えている。
2011年における他のトーナメントとの賞金額の比較は、次の通りである[1][12][13]。
年 | 団体 | 大会 | 公称総額 | 実総額[14] | 優勝 | 準優勝 | 準決勝 | 準々決勝 | ラスト 16 |
ラスト 24 |
ラスト 32 |
グループ 1位通過 |
9ダーター | ハイエスト・ チェクアウト |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2011 | PDC | グランド・スラム・オヴ・ダーツ | £400,000 | £400,000 | £100,000 | £50,000 | £25,000 | £15,000 | £7,500 | £5,000 | £2,500 | £2,500 | - | 不明 |
2011 | PDC | ワールド・マッチプレイ | £400,000 | £410,000 | £100,000 | £50,000 | £25,000 | £15,000 | £7,500 | - | £5,000 | - | £10,000 | 不明 |
2011 | PDC | ワールド・グランプリ | £350,000 | £355,000 | £100,000 | £40,000 | £20,000 | £12,500 | £7,000 | - | £4,000 | - | £5,000 | 不明 |
2011 | WDF (BDO) |
レイクサイド (メンズ) | £329,000 | £261,000 | £100,000 | £30,000 | £11,000 | £6,000 | £4,250 | - | £3,000 | - | - | £3,000 |
レイクサイド (ウィメンズ) | £16,000 | £10,000 | £2,000 | £1,000 | £500 | - | - | - | - |
日程、会場、タイトル・スポンサー、テレビ放送などの情報は、以下の通りである[2][3]。
初回から2010年まではITV、2011年よりSky Sportsで全試合が生放送されており、PDCtvでも生放送とハイライトが視聴できる。
年 | 開始日 | 終了日 | 開催日数 | 会場 | スポンサー | 使用ボード | テレビ放送 |
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2007 | 11/17 (土) | 11/25 (日) | 9 | シヴィック・ホール (ウルヴァーハンプトン) | PartyBets.com | unicorn ECLIPSE PRO | ITV |
2008 | 11/15 (土) | 11/23 (日) | 9 | シヴィック・ホール (ウルヴァーハンプトン) | PartyPoker.com | unicorn ECLIPSE PRO | ITV |
2009 | 11/14 (土) | 11/22 (日) | 9 | シヴィック・ホール (ウルヴァーハンプトン) | PartyPoker.com | unicorn ECLIPSE PRO | ITV |
2010 | 11/13 (土) | 11/21 (日) | 9 | シヴィック・ホール (ウルヴァーハンプトン) | Daily Mirror | unicorn ECLIPSE PRO | ITV |
2011[15] | 11/12 (土) | 11/20 (日) | 9 | シヴィック・ホール (ウルヴァーハンプトン) | William Hill | unicorn ECLIPSE PRO | Sky Sports HD |
ITVは、初開催から、2010年まで、このグランド・スラム・オヴ・ダーツを放映していた。これは、1988年にWDF/BDOのワールド・マスターズの放送を止めてから、初めてITVで放送されたダーツ・トーナメントとなる(例外として、1999年のフィル・テイラーとレイモンド・ファン・バルネフェルトが行ったチャンピオン同士の対決がある)。
2007年から2010年までITV4の週間順位1位を譲ることはなかった[16]。
2009年のこのトーナメントの放送は、週間順位において1位から9位までを独占した[17]。
2011年からは、Sky Sportsがこのトーナメントを3年間放送する契約が発表されている[15]。
フィル・テイラーが、決勝でアンディ・ハミルトンに18-11(レッグ)で勝利し、このタイトルを獲得した。
テイラーは、18-9でテリー・ジェンキンスを打ち破り、タイトル防衛に成功した。
テイラーが、16-2という大差でスコット・ウェイツに勝利し、3度連続のグランド・スラム優勝を手に入れた。ただし、ウェイツは、BDOのプレイヤーで初の決勝進出となっている。また、女子プレイヤーのアナスタシア・ドブロミスロワが[18]、グループ戦の対ヴィンセント・ファン・デル・フォールト戦において、5-4でグランド・スラム・オヴ・ダーツ初の女子プレイヤーの勝利を成し得た。
BDOのプレイヤーであるウェイツが、決勝でPDCのプレイヤーであるジェームズ・ウェイドを破り、テイラー以外かつBDOのプレイヤー初となるタイトル獲得を達成した。
テイラーが決勝においてゲイリー・アンダーソンに16-4で勝利し、このタイトルを取り戻した。
レイモンド・ファン・バルネフェルトが、決勝においてマイケル・ヴァン・ガーウェンとのオランダ人対決を16-14の接戦で制し、この大会で初めてチャンピオンとなった。
テイラーが決勝でスコットランドのロバート・ソーントンを16-9で破り、5度目のタイトルを獲得した。準決勝のテイラー対エイドリアン・ルイス戦は史上まれに見る高レベルな試合となり、3ダーツ平均は、テイラーが109.76、ルイスが110.99であった。180得点は、27レグの間に両者合わせて32回行われた。
テイラーは16-13でデイブ・チズナルを破り、6度目のタイトルを手にした。ベルギーのキム・ハイブレクトは準々決勝の対マイケル・ヴァン・ガーウェン戦で9ダーツを達成し、大会史上2人目の9ダーツ達成者となった。
この年から初めてPDCオーダー・オブ・メリットのランキングトーナメントに追加された。前回及び過去6回のチャンピオンであるテイラーは決勝でマイケル・ヴァン・ガーウェンに13-16で破れ、タイトルを失った。グループステージではデイブ・チズナルがピーター・ライトに対し9ダーツを達成し、大会史上3人目の達成者となった。またこの年の大会は、2007年の初開催以来毎年出場を拒んできたBDOのレジェンド、マーティン・アダムズが初めて出場した大会でもある。
前回王者のヴァン・ガーウェンが決勝でジェームズ・ウェイドに16-8で勝利し、テイラー以来となるタイトル防衛、及び2度目のチャンピオンとなった。
ヴァン・ガーウェンが決勝でピーター・ライトを16-12で破り、大会3連覇を成し遂げた。テイラーはこの年が最後の出場で、準決勝まで進むも最終的なチャンピオンであるヴァン・ガーウェンに8-16で敗れた。
ウェールズのガーウィン・プライスは決勝でゲイリー・アンダーソンに16-13で勝利することによって、最初のPDCメジャー・タイトルを手に入れた。ベルギーのディミトリ・バン・デン・バーグは第2ラウンドのスティーブン・バンティング戦において大会史上4度目の9ダーツを達成した。この大会では、史上初めてイングランドの選手が準々決勝に進めなかった。またこの年からのチャンピオンには、2018年4月に亡くなった伝説のプレイヤーにちなんで「エリック・ブリストウ・トロフィー」が送られることとなった。
前年度チャンピオンのガーウィン・プライスが圧倒的なパフォーマンスでピーター・ライトを16-6で破り、テイラー、ヴァン・ガーウェンに続いて史上3人目のタイトル防衛に成功した。なお、決勝のライト戦の3ダーツ平均は107.86であり、これは決勝史上2番目に高い記録であった。
ホセ・デ・ソーサが決勝でジェームズ・ウェイドを16-12で破り、ポルトガル人として初めてPDCメジャー・タイトルを獲得した。ウェイドは3度目の準優勝となった。準々決勝ではサイモン・ウィットロックがヴァン・ガーウェンに対し大会記録となる20回の180得点を行い、最終的には16-15で勝利した。
ガーウィン・プライスはピーター・ライトを16-8で破り、3度目のタイトルを手にした。ファロン・シャーロックはグループステージにおいて3ダーツ平均101.55を叩き出し、テレビで放映された女性の最高3ダーツ平均記録の新記録を樹立した。シャーロックは女性として初めてグループステージを突破し、さらに第2ラウンドでもメンサー・スルホビックに10-5で勝利するが、準々決勝でライトに13-16で敗退となった。ヴァン・ガーウェンはグループステージでジョー・カレン相手に3ダーツ平均115.19で大会記録を塗り替えた。また、2020年にBDOが解散したため、大会史上初めてBDOの代表がトーナメントに参加しなかった。
前回王者のプライスは準々決勝で、2021年2月に現役復帰したレイモンド・ファン・バルネフェルトに13-16で敗れてタイトルを失った。バルネフェルトは準決勝でマイケル・スミスに12-16で敗れた。スミスはそのままの勢いでネーザン・アスピナルを16-5の大差で下し、初のメジャー・タイトルを手にした。北アイルランドのジョシュ・ロックは初出場ながらグループステージを突破し、第2ラウンドの対ヴァン・ガーウェン戦で大会5度目の9ダーツを達成するが、3ダーツ平均107.71のヴァン・ガーウェンに8-10で敗れた。
グランド・スラム・オヴ・ダーツは、ラスト32から始まるグループ戦とラスト16からのシングル・エリミネイション・トーナメントを合わせたトーナメントであり、最たる特徴は、PDCとBDOの両プレイヤーの対戦が実現することである(BDOは2020年に消滅)。
このトーナメントは招待制であるが、次のどれかを満たしたプレイヤーは、開始当初から毎年招待されている。
2024年の対象となるトーナメントとプレイヤーは、以下となった[19]。例年、対象プレイヤーが、既に出場者となっている場合、例年、対象トーナメントを後に増やしたり、各種オーダー・オヴ・メリットやWDFランキングを用いたりして選抜を行っている。
トーナメント | 優勝 | 準優勝 | 準決勝 | 同年 | 昨年 | 一昨年 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
グランド・スラム・オヴ・ダーツ | ○ | ○ | - | - | ○ | - | |
PDC ワールド・ダーツ・チャンピオンシップ | ○ | ○ | - | ○ | - | - | |
ワールド・マッチプレイ | ○ | ○ | - | ○ | - | - | |
ワールド・グランプリ | ○ | ○ | - | ○ | - | - | |
UKオープン | ○ | ○ | - | ○ | - | - | |
プレミア・リーグ・ダーツ | ○ | ○ | - | ○ | - | - | |
プレイヤーズ・チャンピオンシップ・ファイナルズ | ○ | ○ | - | - | ○ | - | |
ヨーロピアン・チャンピオンシップ | ○ | ○ | - | ○ | - | - | |
マスターズ | ◯ | ◯ | - | ◯ | - | - | |
ワールドシリーズ・オブ・ダーツ・ファイナルズ | ◯ | ◯ | - | ◯ | - | - | |
PDC ワールド・カップ・オヴ・ダーツ | ○ | ○ | - | ◯ | - | - | |
ワールド・ユース・チャンピオンシップ | ○ | ○[20] | - | - | ○ | - | |
女子ワールド・マッチプレイ | ◯ | - | - | ◯ | - | - | |
PDC アジア・チャンピオンシップ | ◯ | - | - | ◯ | - | - | |
CDC コンチネンタル・カップ | ◯ | - | - | ◯ | - | - |
他に、上記該当選手を除くヨーロピアンツアーのチャンピオン及びプレイヤーズ・チャンピオンシップのチャンピオンなども出場者となった。またこれらに加え、PDC チャレンジツアー、PDC 開発ツアー、PDC ウィメンズシリーズからそれぞれの最高位のプレイヤー (既に出場権を得た者を除く) が1名ずつ出場権を得た。
まず、各4名のグループ (A-Hの8グループ) に分け、グループ内総当たり戦を行う。このグループ戦は、ポイント制であり、上位2名がラスト16のシングル・エリミネイション・トーナメントへ出場できる。なお、同点の場合は、得失レッグズ差、それも同じ場合は、1位と2位に関しては直接対決の結果、2位と3位に関しては、ナイン・ダート・シュータウトという9本のダーツで多くの点数を獲得したプレイヤーを勝ちとする方法で、順位を付ける[21]。
曜日 | ラウンド | レッグズ (ベスト・オヴ) |
試合数 | 備考 |
---|---|---|---|---|
土 | グループ | 9 | 4 | グループA-Dから各1試合 |
日 | 8 | グループE-H、A-Dから各1試合 | ||
月 | 4 | グループE-Hから各1試合 | ||
火 | 4 | グループA-Dから各1試合 | ||
水 | 4 | グループE-Hから各1試合 | ||
木 | ラスト16 | 19 | 4 | - |
金 | 4 | - | ||
土 | 準々決勝 | 31 | 4 | - |
日 | 準決勝 | 31 | 2 | - |
決勝 | 31 | 1 | - |
各年の各ラウンドにおけるレッグ数は、以下の通りである。どの試合も、タイブレイクはない[22][23][8][21]。
年 | グループ | ラスト16 | 準々決勝 | 準決勝 | 決勝 | |
---|---|---|---|---|---|---|
2007 | 9 | 19 | 19 | 25 | 35 | |
2008 | 9 | 19 | 19 | 31 | 35 | |
2009 | 9 | 19 | 31 | 31 | 31 | |
2010 | 9 | 19 | 31 | 31 | 31 | |
2011 | 9 | 19 | 31 | 31 | 31 | |
2012 | 9 | 19 | 31 | 31 | 31 | |
2013 | 9 | 19 | 31 | 31 | 31 | |
2014 | 9 | 19 | 31 | 31 | 31 | |
2015 | 9 | 19 | 31 | 31 | 31 | |
2016 | 9 | 19 | 31 | 31 | 31 | |
2017 | 9 | 19 | 31 | 31 | 31 | |
2018 | 9 | 19 | 31 | 31 | 31 | |
2019 | 9 | 19 | 31 | 31 | 31 | |
2020 | 9 | 19 | 31 | 31 | 31 | |
2021 | 9 | 19 | 31 | 31 | 31 | |
2022 | 9 | 19 | 31 | 31 | 31 | |
2023 | 9 | 19 | 31 | 31 | 31 | |
2024 | 9 | 19 | 31 | 31 | 31 |
年 | 優勝 (決勝平均) | Score | 準優勝 (決勝平均) | 賞金 | スポンサー | 会場 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
総額 | 優勝 | 準優勝 | ||||||
2007 | フィル・テイラー (101.75) | 18–11 | アンディ・ハミルトン (100.97) | £300,000 | £80,000 | £35,000 | PartyBets.com | シヴィックホール, Wolverhampton |
2008 | フィル・テイラー (106.25) | 18–9 | テリー・ジェンキンス (100.92) | £356,000 | £100,000 | £40,000 | PartyPoker.com | |
2009 | フィル・テイラー (103.94) | 16–2 | スコット・ウェイツ (94.16) | £400,000 | £50,000 | |||
2010 | スコット・ウェイツ (99.86) | 16–12 | ジェームズ・ウェイド (92.79) | デイリー・ミラー | ||||
2011 | フィル・テイラー (109.04) | 16–4 | ゲイリー・アンダーソン (98.92) | ウィリアムヒル | ||||
2012 | レイモンド・ファン・バルネフェルト (95.79) | 16–14 | マイケル・ヴァン・ガーウェン (98.55) | |||||
2013 | フィル・テイラー (98.14) | 16–6 | ロバート・ソーントン (97.02) | |||||
2014 | フィル・テイラー (102.45) | 16–13 | デイブ・チズナル (98.02) | Singha Beer | ||||
2015 | マイケル・ヴァン・ガーウェン (100.94) | 16–13 | フィル・テイラー (102.53) | |||||
2016 | マイケル・ヴァン・ガーウェン (98.74) | 16–8 | ジェームズ・ウェイド (90.73) | |||||
2017 | マイケル・ヴァン・ガーウェン (102.18) | 16–12 | ピーター・ライト (97.71) | £450,000 | £110,000 | £55,000 | Bwin | |
2018 | ガーウィン・プライス (96.70) | 16–13 | ゲイリー・アンダーソン (97.25) | Aldersley Leisure Village, Wolverhampton | ||||
2019 | ガーウィン・プライス (107.86) | 16–6 | ピーター・ライト (96.28) | £550,000 | £125,000 | £65,000 | BoyleSports | |
2020 | ホセ・デ・ソーサ (99.95) | 16–12 | ジェームズ・ウェイド (94.26) | Ricoh Arena, Coventry | ||||
2021 | ガーウィン・プライス (103.90) | 16–8 | ピーター・ライト (91.51) | Cazoo | Aldersley Leisure Village, Wolverhampton | |||
2022 | マイケル・スミス (96.84) | 16–5 | ネーザン・アスピナル (90.94) | £650,000 | £150,000 | £70,000 | ||
2023 | ルーク・ハンフリーズ (104.69) | 16–8 | ロブ・クロス (103.61) | Mr Vegas | ||||
2024 | ルーク・リトラー (107.08) | 16–3 | マーティン・ルークマン (93.42) |
グランド・スラム・オヴ・ダーツで達成されたナイン・ダート・フィニッシュは、以下の通りである[25]。
選手 | 年 | ラウンド | 方法 | 相手 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
ジェームズ・ウェイド | 2008 | ラスト16 | 3 x T20; 3 x T20; T20, T19, D12 | ゲイリー・アンダーソン | 敗北 |
キム・ハイブレクト | 2014 | 準々決勝 | 3 x T20; 3 x T20; T20, T19, D12 | マイケル・ヴァン・ガーウェン | 勝利 |
デイブ・チズナル | 2015 | グループ戦 | 3 x T20; 3 x T20; T20, T19, D12 | ピーター・ライト | 勝利 |
ディミトリ・バン・デン・バーグ | 2018 | ラスト16 | 3 x T20; 3 x T20; T20, T19, D12 | スティーブン・バンティング | 勝利 |
ジョシュ・ロック | 2022 | ラスト16 | 3 x T20; 3 x T20; T20, T19, D12 | マイケル・ヴァン・ガーウェン | 敗北 |
ライアン・サール | 2023 | グループ戦 | 3 x T20; 3 x T20; T20, T19, D12 | ネイサン・ラファティ | 勝利 |
2024年までで、延べ26人がハイエスト・チェックアウトを達成している。
年 | プレイヤー | 数字 |
---|---|---|
2007 | ジェームズ・ウェイド | 170 |
2008 | ゲイリー・アンダーソン | 170 |
2009 | ケビン・マクダイン フィル・テイラー |
170 |
2010 | コリン・ロイド ゲイリー・アンダーソン |
170 |
2011 | ジェームズ・ウェイド テッド・ハンキー |
161 |
2012 | マイケル・ヴァン・ガーウェン x 4 ウェスリー・ハームズ |
170 |
2013 | テッド・ハンキー | 170 |
2014 | ロビー・グリーン ジェームズ・ウェイド デイブ・チズナル |
170 |
2015 | ロビー・グリーン デイブ・チズナル マイケル・ヴァン・ガーウェン |
170 |
2016 | ジェフ・スミス マイケル・ヴァン・ガーウェン |
170 |
2017 | ロブ・クロス ピーター・ライト |
170 |
2018 | サイモン・ウィットロック x 2 スティーブン・バンティング ガーウィン・プライス |
170 |
2019 | スティーブ・レノン | 167 |
2020 | ジョー・カレン | 164 |
2021 | ファロン・シャーロック ロウビー=ジョン・ロドリゲス マイケル・ヴァン・ガーウェン マイケル・スミス ピーター・ライト |
170 |
2022 | ルーク・ウッドハウス ジョー・カレン |
170 |
2023 | クリストフ・ラタイスキー ルーク・ハンフリーズ ロブ・クロス |
170 |
2024 | スティーブン・バンティング ダニー・ノッパード |
170 |
ここでは、回数に関する記録を紹介する。
グランド・スラムは、主要トーナメントで決勝や準決勝に出場したり、各ランキングで上位に入っているプレイヤーを招待するトーナメントなので、参加できること自体がある程度名誉なことであるが、何度も招待されることは、ことさら名誉なことである。
180の記録は、2009年以降のものに限定する。
過去7人の選手が全ラウンドでの対戦平均値100越えを達成している。なお、括弧内の「GP」はグループ戦を意味する。
2024年までで、最多は、フィル・テイラーの45回である。
2024年までで、最高は、マイケル・ヴァン・ガーウェンの115.19である。
記録 | プレイヤー | 対戦相手 | 年 | ラウンド |
---|---|---|---|---|
115.19 | マイケル・ヴァン・ガーウェン | ジョー・カレン | 2021 | グループ戦 |
114.85 | ディミトリ・バン・デン・バーグ | リッキー・エヴァンス | 2020 | グループ戦 |
114.71 | ジャン・ヴァン・ヴィーン | スティーブン・バンティング | 2024 | グループ戦 |
114.65 | フィル・テイラー | クリスチャン・キスト | 2014 | グループ戦 |
113.86 | ヘルト・デ・ヴォス | ジョニー・クレイトン | 2015 | グループ戦 |
113.62 | マイケル・スミス | ネーザン・アスピナル | 2019 | グループ戦 |
113.20 | ゲイリー・アンダーソン | ライアン・ジョイス | 2024 | グループ戦 |
112.66 | マイケル・ヴァン・ガーウェン | ゲイリー・ロブソン | 2018 | グループ戦 |
112.54 | ゲイリー・アンダーソン | イアン・ホワイト | 2018 | グループ戦 |
112.37 | フィル・テイラー | ウェズ・ニュートン | 2011 | ラスト16 |
2024年までで、最高はヴェッセル・ナイマンの107.67 (2024) である。
記録 | プレイヤー | 年 | 結果 |
---|---|---|---|
107.67 | ヴェッセル・ナイマン | 2024 | グループ敗退 |
106.58 | ジャン・ヴァン・ヴィーン | 2024 | ラスト8 |
105.81 | ルーク・リトラー | 2024 | チャンピオン |
105.42 | マイケル・ヴァン・ガーウェン | 2015 | チャンピオン |
105.12 | マイケル・ヴァン・ガーウェン | 2017 | チャンピオン |
2011年までで、8回達成されている。
年 | ラウンド | 勝者 | スコア | 敗者 |
---|---|---|---|---|
2007 | グループ戦 | (104.08) レイモンド・ファン・バルネフェルト | 5 – 2 | デニス・プリーストリー (103.53) |
2007 | ラスト16 | (102.14) テリー・ジェンキンス | 10 – 7 | レイモンド・ファン・バルネフェルト (101.01) |
2008 | 準決勝 | (102.30) テリー・ジェンキンス | 16 – 14 | ゲイリー・アンダーソン (105.65) |
2009 | グループ戦 | (108.90) ジェームズ・ウェイド | 5 – 3 | ロバート・ソーントン (100.95) |
2009 | グループ戦 | (103.25) アンディ・ハミルトン | 5 – 3 | ジェームズ・ウェイド (102.62) |
2010 | グループ戦 | (102.63) トニー・オシェイ | 5 – 1 | ヴィンセント・ファン・デル・フォールト (100.92) |
2010 | グループ戦 | (103.38) スコット・ウェイツ | 5 – 1 | マーティン・フィリップス (103.28) |
2011 | 準決勝 | (107.76) フィル・テイラー | 16 – 9 | エイドリアン・ルイス (101.10) |
ここでは、年齢に関する記録を紹介する。