グレッグ・カルーカス Gregg Karukas | |
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グレッグ・カルーカス(2008年) | |
基本情報 | |
出生名 | Gregory Harry Karukas |
生誕 | 1956年5月18日(68歳) |
出身地 | アメリカ合衆国 メリーランド州ブーイ |
ジャンル | スムーズ・ジャズ、ブラジル音楽、ワールドミュージック |
職業 | ミュージシャン、ソングライター、音楽プロデューサー |
担当楽器 | ピアノ、キーボード |
活動期間 | 1975年 - |
レーベル | N-Coded、Nightowl |
共同作業者 |
ボニー・ジェイムス ピーター・ホワイト リック・ブラウン カーク・ウェイラム デイヴ・コーズ ドリ・カイミ リカルド・シルヴェイラ オマー・アクラム |
公式サイト |
www |
グレッグ・カルーカス[1](Gregg Karukas、1956年5月18日 - )は、メリーランド州出身のスムーズ・ジャズを主軸にしているピアニストで作曲家、プロデューサー。ギリシャ系アメリカ人。彼のリラックスした音楽はラジオ・ステーションでは欠かせない。
メリーランド州の、ワシントンD.C.に程近い町に生まれる。父親の音楽好きから6歳よりピアノを始める。10歳代になると、ビートルズ等のロック系アーティストやモータウン系アーティストを良く聴いていた。仲間とバンドを組みオルガンを演奏した。16歳頃にマイルス・デイヴィスのアルバム『ビッチェズ・ブリュー』を聴きエレクトリック・ジャズの影響も受け、幅広い音楽性を持つようになる。17歳の頃には古典スムーズ・ジャズを演奏し始め、ワシントンD.C.の人気バンドとなっていく。バークリー音楽院で音楽を学ぶが、教養以外の音楽性を求めてストリートに留まり、ワシントンD.C.でスタジオ・ミュージシャンをしていた。
1983年にロサンゼルスに移り、イエロージャケッツのラッセル・フェランテの紹介でロサンゼルスで音楽活動をしていく。リチャード・エリオット、デイヴィッド・ベノワ、デイヴ・コーズ等と共演。メリッサ・マンチェスターのグループに1年半在籍した。1986年にはザ・リッピントンズのオリジナル・メンバーとして処女作『ムーンライティング』に参加。実質、ザ・リッピントンズにクレジットされたのはこの一作だけだが、彼の音楽性が後のザ・リッピントンズにも引き継がれていく。
1987年にインデペンデント・レーベルよりデビュー・アルバム『The Night Owl』を発表。彼のアルバムにはよくボニー・ジェイムスやエリック・マリエンサル等、人気サックス奏者がゲスト出演している。1998年にリー・リトナーのレーベル「i.e.Music」に移籍し、アルバム『ブルー・タッチ』を発表。しかし、同年に「i.e.」の親会社ポリグラムがシーグラムに買収され、レーベルの方針が変わったため、GRPレコードの設立者でもあるデイヴ・グルーシンとラリー・ローゼンのレーベル「N2K Encorded Music」に移籍。2000年にアルバム『Nightshift』を発表。2002年にはアルバム『Heatwave』を「N-Coded Music」(N2Kから名称変更)より発表している。2021年には初のソロ・ピアノ・アルバムとなるSerenataを発表。ミルトン・ナシメント等ブラジルのミュージシャンのカバー曲を中心としたアルバムとなる。[2]