ケナン・ソフォーグル | |
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2007年 WSS参戦当時 | |
国籍 | トルコ |
生年月日 | 1984年8月25日(40歳) |
出身地 | サカリヤ県アダパザル |
ロードレース世界選手権での記録 - Moto2クラスに参戦 - | |
現在のチーム | テクノマグCIP |
ゼッケン | 54 |
チャンピオン | 0 |
レース数 | 2 |
優勝回数 | 0 |
表彰台回数 | 0 |
PP回数 | 0 |
FL回数 | 0 |
通算獲得ポイント | 11 |
2010年の成績 | 29位 (11ポイント) |
ケナン・ソフォーグル ( Kenan Sofuoğlu, 1984年8月25日[1] - ) は、トルコ・アダパザル出身のオートバイレーサー。スーパースポーツ世界選手権2007年・2010年・2015年・2016年チャンピオン。
地元トルコのスーパースポーツ選手権を制した後、2002年にはドイツに渡りヤマハ・R6カップを制した。翌2003年にはドイツロードレース選手権(IDM)のスーパースポーツクラスに参戦し、シリーズランキング2位を記録した[2]。
2004年にはスーパーバイク世界選手権(SBK)のサポートイベントであるFIMスーパーストック1000カップに参戦しランキング3位を記録、翌2005年も同カップに継続参戦しランキング2位に成績を伸ばした[3]。
2006年、ソフォーグルはテン・ケイト・ホンダチームでホンダ・CBR600RRを駆り、スーパースポーツ世界選手権(WSS)にフル参戦デビューを果たした。開幕戦カタールでいきなり表彰台(3位)を獲得、第9戦アッセン、第10戦ラウジッツとシーズン2勝を挙げ、シリーズランキング3位でルーキーイヤーを終えた。
翌2007年シーズンも同チームに残留、ソフォーグルは全13戦中12戦で表彰台に立ち、8勝を収める圧倒的な強さを見せ、トルコ人ライダーとしては史上初[4]となる世界チャンピオンに輝いた[3][5]。
2008年はスーパーバイク世界選手権(SBK)にステップアップし、テン・ケイトチームでカルロス・チェカと清成龍一をチームメイトにホンダ・CBR1000RRを駆ることとなった。しかしソフォーグルは新しいマシンへの順応に苦しみ、最高位は第13戦マニクールのレース1での9位に留まり、シリーズランキングは18位に終わった。最終戦ポルティマオではWSSのレースに復帰し、勝利を収めた[3]。
2009年シーズンはWSSにフル参戦復帰となった。2度目のタイトル獲得を目指したが、ヤマハのカル・クラッチローがチャンピオンを獲得、パーカルガー・ホンダチームのユージン・ラバティにも競り負けて、ソフォーグルはシーズン3勝でシリーズランキング3位に終わった。
テン・ケイトチーム在籍5年目を迎えた2010年シーズンもWSSに継続参戦。前年ランキング2位だったラバティがシーズン8勝を挙げる速さを見せたが、ソフォーグルは前年と同じ3勝に留まったものの全戦で表彰台に立つ安定度を見せ、11ポイント差でラバティを抑えてチャンピオンに返り咲いた。
WSSの2010年シーズン閉幕後、ソフォーグルはロードレース世界選手権第12戦サンマリノGPMoto2クラスで事故死した富沢祥也の後任として、テクノマグCIPチームからシーズン終盤の2戦に出場することとなった[6]。第17戦ポルトガルGPではデビュー戦にもかかわらずいきなりレースの半分近くをトップ独走の形で主導権を握り、終盤はペースを落とすも5位入賞という大きく存在感を見せたレースとなった。続く最終戦バレンシアGPでも優勝争いを展開するが、ステファン・ブラドルと絡みコースアウトし、惜しくも二戦連続の入賞は逃した。だがこのパフォーマンスが認められ、2011年シーズンも同チームからフル参戦することが決定した[7]。
ケナンはアダパザルでオートバイの販売と修理を手がける一家の三男として生まれる。二人の兄もオートバイレーサーとして活躍していたが、長兄のバハッティン・ソフォーグルは2002年10月25日に交通事故に遭い24歳で亡くなった[8]。次兄のシナン・ソフォーグルは2006年にはロードレース世界選手権250ccクラスに2戦スポット参戦し、地元トルコGPでは19位完走の記録を残したが[9]、2008年5月9日、サーキットでの練習走行時にクラッシュし頭部に致命傷を負い、兄と同じ24歳で亡くなった[10]。
シーズン | バイク | 出走 | 優勝 | 表彰台 | PP | FL | ポイント | シリーズ順位 |
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2003年 | ヤマハ・YZF-R6 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | - |
2006年 | ホンダ・CBR600RR | 12 | 2 | 7 | 0 | 2 | 157 | 3位 |
2007年 | ホンダ・CBR600RR | 13 | 8 | 12 | 5 | 6 | 276 | 1位 |
2008年 | ホンダ・CBR600RR | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 25 | 19位 |
2009年 | ホンダ・CBR600RR | 14 | 3 | 6 | 1 | 1 | 189 | 3位 |
2010年 | ホンダ・CBR600RR | 13 | 3 | 13 | 5 | 5 | 263 | 1位 |
2012年 | カワサキ・ニンジャZX-6R | 13 | 4 | 9 | 1 | 1 | 231 | 1位 |
2015年 | カワサキ・ニンジャZX-6R | 12 | 5 | 9 | 4 | 3 | 233 | 1位 |
2016年 | カワサキ・ニンジャZX-6R | 12 | 6 | 9 | 7 | 2 | 216 | 1位 |
合計 | 56 | 17 | 39 | 12 | 15 | 910 |
シーズン | バイク | 出走 | 優勝 | 表彰台 | PP | FL | ポイント | シリーズ順位 |
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2008年 | ホンダ・CBR1000RR | 23 | 0 | 0 | 0 | 0 | 54 | 18位 |
合計 | 23 | 0 | 0 | 0 | 0 | 54 |
シーズン | クラス | バイク | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 順位 | ポイント |
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2010年 | Moto2 | スッター | QAT | SPA | FRA | ITA | GBR | NED | CAT | GER | CZE | IND | SMR | ARA | JPN | MAL | AUS | POR 5 |
VAL Ret |
29位 | 11 |