ヒューストン・ロケッツでのポーター (2022年) | |
ロサンゼルス・クリッパーズ No.77 | |
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ポジション | PG / SG |
所属リーグ | NBA |
シュート | 左 |
基本情報 | |
愛称 | KPJ |
国籍 | アメリカ合衆国 |
生年月日 | 2000年5月4日(24歳) |
出身地 | ワシントン州シアトル |
身長 | 193cm (6 ft 4 in) |
体重 | 92kg (203 lb) |
キャリア情報 | |
高校 | レイニアー・ビーチ高等学校 |
大学 | USC |
NBAドラフト | 2019年 / 1巡目 / 全体30位[1] |
ミルウォーキー・バックスから指名 | |
プロ選手期間 | 2019年–現在 |
経歴 | |
2019–2021 | クリーブランド・キャバリアーズ |
2021–2023 | ヒューストン・ロケッツ |
2021 | →リオグランデバレー・バイパーズ |
2024 | PAOK BC |
2024– | ロサンゼルス・クリッパーズ |
受賞歴 | |
Stats Basketball-Reference.com | |
ブライアン・ケビン・ポーター・ジュニア(Bryan Kevin Porter Jr., 2000年5月4日 - )は、アメリカ合衆国ワシントン州シアトル出身のプロバスケットボール選手。NBAのロサンゼルス・クリッパーズに所属している。ポジションはポイントガード。
南カリフォルニア大学(USC)で1年間プレーし、2019年のNBAドラフトにアーリーエントリーした。
ドラフト全体30位でミルウォーキー・バックスから指名を受け、その後デトロイト・ピストンズを経由したトレードで交渉権がクリーブランド・キャバリアーズへ移り[1][2]、7月3日にキャバリアーズと契約した[3]。
1年目の2019-20シーズン、2020年2月24日のマイアミ・ヒート戦でキャリアハイの30得点を記録した[4]。このシーズンは50試合(3先発)に平均23.2分の出場で、10.0得点・3.2リバウンド・2.2アシスト・0.9スティールを記録した。オフの11月15日に銃器不法所持により逮捕され、4000ドルの保釈金を支払って釈放された[5]が、開幕後もしばらくはロースターに登録されなかった。
2020-21シーズンは逮捕の影響で、シーズン開幕後も試合に出場しない日々が続いた。その後、チームが無断で自身のロッカーの荷物を片付け、空いたロッカーをシーズン途中のトレードで移籍してきたトーリアン・プリンスに与えたことに対して激怒し、チームメイトやスタッフに食べ物を投げつけた[6]。このような問題行動が重なり、手に負えないと判断したキャバリアーズのフロントはポーターをトレードもしくは解雇することを発表した[7]。
2021年1月22日に将来のドラフト2巡目指名権とのトレードで、ヒューストン・ロケッツへ移籍した[8]。Gリーグのリオグランデバレー・バイパーズで数試合プレーした後、3月11日に初出場。4月29日のバックス戦でキャリアハイを大幅に更新する50得点を記録した。21歳未満の50得点以上は史上4人目[9]で、50得点以上・10アシスト以上はレブロン・ジェームズの23歳66日を超えて史上最年少記録となった[10]。
2022年10月17日にロケッツと4年総額8,250万ドルの契約延長に合意した[11]。
2023年9月11日に、交際していた元WNBA選手のカイスレ・ゴンドレジックへの暴行容疑で逮捕された[12]。これを受けて10月18日にビクター・オラディポ、ジェレマイア・ロビンソン=アールとのトレードで、2つのドラフト2巡目指名権とともにオクラホマシティ・サンダーへ放出され、すぐに解雇された[13]。
2024年4月2日、ギリシャ・バスケットリーグに所属するPAOK BCと契約した[14]。4月14日のASKカルディツァBC戦では19得点、10リバウンド、9アシストの成績を残した[15]。4月27日のマルーシBC戦では22得点、12リバウンド、8アシストのダブル・ダブルを記録した[16]。
2024年7月10日にロサンゼルス・クリッパーズと2年契約を結んだ[17]。
ハンドリングスキルに優れており、ステップバックやクロスオーバーからのプルアップジャンパーなど多彩な得点パターンを持つ[18]。キャバリアーズ時代の同僚ケビン・ラブはポーターについて、「チームで最も才能に溢れている」と評価していた[19]。一方でショットセレクションの悪さやアシストの少なさ、ターンオーバーやファウルの多さが課題とされている。[要出典]
自身が4歳のとき、父親のケビン・ポーター・シニアがバーで起こった乱闘を止めようとして銃殺された[20]。早期に父親を亡くした影響からか精神面が非常に不安定であり、数々の問題行動を起こしている[21]。
略称説明 | |||||
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GP | 出場試合数 | GS | 先発出場試合数 | MPG | 平均出場時間 |
FG% | フィールドゴール成功率 | 3P% | スリーポイント成功率 | FT% | フリースロー成功率 |
RPG | 平均リバウンド数 | APG | 平均アシスト数 | SPG | 平均スティール数 |
BPG | 平均ブロック数 | PPG | 平均得点 | 太字 | キャリアハイ |
シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
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2019–20 | CLE | 50 | 3 | 23.2 | .442 | .335 | .723 | 3.2 | 2.2 | .9 | .3 | 10.0 |
2020–21 | HOU | 23 | 20 | 32.2 | .427 | .319 | .768 | 3.8 | 6.3 | .7 | .3 | 16.7 |
2021–22 | 61 | 61 | 31.3 | .415 | .375 | .642 | 4.4 | 6.2 | 1.1 | .4 | 15.6 | |
2022–23 | 59 | 59 | 34.3 | .442 | .366 | .784 | 5.3 | 5.7 | 1.4 | .3 | 19.2 | |
通算 | 196 | 146 | 30.2 | .431 | .357 | .725 | 4.3 | 5.0 | 1.1 | .3 | 15.3 |
シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
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2018–19 | USC | 21 | 4 | 22.1 | .471 | .412 | .522 | 4.0 | 1.4 | .8 | .5 | 9.4 |