ケプラー438 Kepler-438[1][2][3][4] | ||
---|---|---|
ケプラー438bの想像図
| ||
星座 | こと座 | |
見かけの等級 (mv) | 11.199±0.02(Kバンド)[1] | |
分類 | K型主系列星 | |
軌道の種類 | 銀河系を周回する周回軌道 | |
位置 元期:J2000.0 | ||
赤経 (RA, α) | 18h 46m 35.00s[1][2][2] | |
赤緯 (Dec, δ) | +41° 57′ 03.9″[1][4] | |
距離 | 472.7+65.2 −74.98 ly (145+20 −23 pc[1][3]) | |
物理的性質 | ||
半径 | 0.52+0.038 −0.061 R☉[1][4] | |
質量 | 0.544+0.041 −0.061 M☉[1][4] | |
平均密度 | 5.52+1.53 −0.77 g/cm3[1] | |
表面重力 | 4.74+0.059 −0.029 cgs[1][4] | |
スペクトル分類 | K[5] | |
光度 | 0.03795 L☉[5] | |
表面温度 | 3748±112 K[1][2][3][4] | |
金属量[Fe/H] | 0.16±0.14[1][2][3][4] | |
年齢 | 4.4+0.8 −0.7 Gyr[1][3][4] | |
他のカタログでの名称 | ||
KOI-3284 KIC 6497146 2MASS J18463499+4157039 WISE J184634.98+415704.0 |
||
■Template (■ノート ■解説) ■Project |
ケプラー438(英語: Kepler-438)は、地球から470光年離れたこと座の方向にある恒星である。2015年にケプラー宇宙望遠鏡の観測により、地球に最もよく似た太陽系外惑星、ケプラー438bが発見された[6]。
太陽 | ケプラー438 |
---|---|
ケプラー438は質量、半径共に太陽の半分しかない、スペクトル型がK型の主系列星であるとされている。表面温度は3748K(3475℃)と太陽(5778K)と比べて、非常に冷たい。ケプラー438は誕生から37~52億年が経過している考えられている。これだけ長い時間があれば、惑星ケプラー438bに生命が存在する可能性がある。ケプラー438のハビタブルゾーン(液体の水が存在できる領域)は、ケプラー438から0.159~0.407AU離れた位置にある[5]。
惑星ケプラー438bは、地球の1.12倍という極めて地球に近い半径を持つ。ケプラー438bは前述のケプラー438のハビタブルゾーンの内側の縁付近を公転しているため、表面に液体の水や生命が存在する可能性が高いとされている。
名称 (恒星に近い順) |
質量 | 軌道長半径 (天文単位) |
公転周期 (日) |
軌道離心率 | 軌道傾斜角 | 半径 |
---|---|---|---|---|---|---|
b | — | 0.166+0.051 −0.042 |
35.23319+0.00025 −0.00029 |
>0.03+0.10 −0.03 |
89.86+0.14 −0.32° |
1.12+0.16 −0.17 R⊕ |