コッコステウス | ||||||||||||||||||||||||
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![]() Coccosteus cuspidatusの復元図
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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コッコステウス (Coccosteus) は、デヴォン紀中期から後期にかけてヨーロッパおよび北アメリカ[注釈 1]に生息していた板皮類。学名は「ザラザラした骨」を意味する[1]。
全長は平均20 - 24センチメートル程度、最大で約40センチメートルになったと推定されている。河川や湖などの淡水域に生息していたと考えられている。同じ節頚目(せっけいもく)に含まれる巨大魚である、ダンクルオステウスとは、体の大きさこそ掛け離れているが[注釈 2]、よく似た形質を備えている。頭部と脊椎をつなぐ関節が発達しており、大きく口を開けることができたと考えられる[1]。
殆どの化石には丸い形状の背鰭が保存されているが、その上に更に大きな鰭の軟組織が残った化石も発見されている。[2]
肉食性で積極的に狩りをすることもあれば、死んだ動物を食べる(腐肉食)こともあったと考えられている[3]。