『コミュニケ』 | ||||
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ダイアー・ストレイツ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1978年12月 バハマ ナッソー コンパス・ポイント・スタジオ | |||
ジャンル | ロック、ルーツ・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル |
ヴァーティゴ ワーナー・ブラザース・レコード | |||
プロデュース | ジェリー・ウェクスラー、バリー・ベケット | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ダイアー・ストレイツ アルバム 年表 | ||||
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『コミュニケ』(Communiqué)は、イギリスのロック・バンド、ダイアー・ストレイツが1979年に発表した2作目のスタジオ・アルバム。
ジェリー・ウェクスラーとバリー・ベケットが共同プロデュースした。なお、ウェクスラーはダイアー・ストレイツのデビュー当時、アシスタントのカリン・バーグから勧められたのを切っ掛けとして、ワーナー・ブラザース・レコードにバンドとの契約を進言した人物でもある[10]。1978年12月にナッソーのコンパス・ポイント・スタジオでレコーディングされ、1979年1月にアメリカ合衆国アラバマ州のマッスル・ショールズ・サウンド・スタジオでミキシングが行われた[11]。ウェクスラーは後年、本作のレコーディングを振り返り「ダイアー・ストレイツは、気を配って演奏すればイギリス人でもいかにファンキーになれるかを示した例だ」とコメントしている[10]。
「翔んでる! レディ」は、マーク・ノップラーが見ていたテレビ番組に出演した作家マリナ・ワーナーにインスパイアされて作られた[10][12]。
全英アルバムチャートでは32週チャート圏内に入り、最高5位を記録[6]。アメリカのBillboard 200では11位に達し[8]、RIAAによってゴールドディスクに認定されている[13]。
本作はヨーロッパで大ヒットし、スウェーデンのアルバム・チャートでは6回(12週)にわたり1位[1]、ドイツのアルバム・チャートでは4週にわたり1位を獲得した[2]。また、ノルウェーのアルバム・チャートでは15週連続でトップ5入りし、うち8週にわたり2位を記録[4]。
本作からは「翔んでる! レディ」がシングル・カットされ、全英シングルチャートで51位[14]、アメリカのBillboard Hot 100では45位に達した[8]。
全曲ともマーク・ノップラー作。