コース石 | |
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分類 | 酸化鉱物(ケイ酸鉱物) |
シュツルンツ分類 | 4.DA.35 |
Dana Classification | 75.1.4.1 |
化学式 | SiO2 |
結晶系 | 単斜晶系 |
へき開 | なし |
モース硬度 | 7.5 |
光沢 | ガラス光沢 |
色 | 白色 |
条痕 | 白色 |
比重 | 3.0 |
文献 | [1][2][3] |
プロジェクト:鉱物/Portal:地球科学 |
コーサイト(coesite、コース石[4])は、鉱物の一種。化学組成は SiO2(二酸化ケイ素)、結晶系は単斜晶系。
コース石は、1953年にローリング・コースJr.によって最初に合成された。
1960年に、天然のコース石がユージン・シューメーカーによってバリンジャー・クレーターで発見され、それが隕石衝突によって作られるという証拠とされた。
非常に高い圧力と適度に高い温度(約700℃)が石英に加わるときに形成される二酸化ケイ素の結晶形の一つ。
コース石の分子構造は、輪になって手配される4つの二酸化ケイ素四面体から成る。それぞれの輪は、さらに鎖状に配置される。この構造は、二酸化ケイ素の準安定構造で、結局、徐々に石英へと変化する。しかし、地球の表面のような低温下では非常に遅い化学変化である。