座標: 北緯13度44分39.95秒 東経100度31分59.3秒 / 北緯13.7444306度 東経100.533139度
サイアム・スクエア(タイ語สยามสแควร์、英語Siam Square)は、タイ王国バンコクパトゥムワン区サイアム地区にある繁華街。同地区からスカイ・ブリッジにより、サイアム・センター(及びサイアム・ディスカバリー・センター)、MBKセンター(マーブンクロン・センター)、サイアム・パラゴン、バンコク伊勢丹、ラチャプラソンやスクムウィット通り等の主要ショッピング街につながっている。
サイアム・スクエア内にも、レストラン、カフェ、有名ブティック、レコード店、本屋、ハードロックカフェ、学習塾や銀行など多様な商業施設が展開している。来客層も高校生や大学生から会社員や外国人観光客まで実に幅広い。“バンコクの新宿 ” と呼ばれることもある。
チュラーロンコーン大学の所有地を有効活用するため、1965年に最初の建物が建設された。タイ王国で最も権威のある同大学の隣地という好条件から、この地域はすぐに発展した。当初は普通のお店が軒を連ねていたが、徐々にブランドの店舗が入居するようになり、ホテル、ショッピングセンターやレストラン等の新業種/大規模開発の参入を誘発した。周囲の地区もサイアム・スクエアの繁盛に肖るべく、積極的に地区間をつなげる工夫をしている。顕著な例として、MBKセンターからサイアム・スクエアに繋がるエアコン付きの陸橋歩道がある。現在、サイアム・スクエアは特に10代の若者に人気が高く、若者の流行の発信地である。若者向けのイベントもよく開催される。