サイオプス サイキック・オペレーション(Psi-Ops: The Mindgate Conspiracy)は、ミッドウェイゲームズ(Midway Games)が開発し2005年11月10日にカプコンからPlayStation 2にて発売されたサードパーソン・シューティングゲーム(三人称シューティングゲーム)。海外ではXbox版やPC版もある。ニンテンドーゲームキューブ版はキャンセルされ発売されなかった。
20世紀、世界各国が念動力(テレキネシス)や透視能力(クレヤボヤンス)などPSIパワーの超能力の研究が盛んに行われ「Psi-Ops」と呼ばれるPSIパワー・プロジェクトが始まろうとしていた。冷戦終結後の21世紀にPSIパワープロジェクトの研究は衰退したが、アメリカでは「マインドゲート」と呼ばれるPsi-Opsの指導者クリーガー将軍が乱用し、違法な研究や軍事行動を行ったが、政府は「マインドゲート・プロジェクト」を中止を発表した。地位を奪われたクリーガー将軍は地下に潜伏し、自分を失脚させた政府や世間に復讐を誓い、PSIエージェント達や洗脳した捕虜の兵士達を集め「ムーブメント」と言うテロ組織を結成した。ムーブメントの捕虜となっていたPSIパワーの使い手である主人公のニック・スクライヤーは失った記憶を取り戻し、「ムーブメント」の活動の秘密を探るため立ち向かった。
2007年2月20日に脚本家ウィリアム・L・クロフォード3世が著作権侵害でMidway Studios Austinを告訴した。クロフォードは自分が「Psi-Ops」と言うタイトルで1998年に著作権登録して書いた脚本がこのゲームの物語概念やデザインなどタイトルが類似しており、Midwayがゲーム開発でアイデアを盗んだと主張していた。クロフォードはMidwayに対しての訴訟で150万ドルを求めている。Midwayは2004年に登録していた。
武器はメイン武器のピストルの他に、マシンガン、アサルトライフル、ショットガン、スナイパーライフルから一つを所持できる。敵専用の武器に火炎放射器、ロケットランチャー、手榴弾があり、装備した敵にマインドドレインを使用した際のみ利用できる。
最大の特徴がPSIパワーと呼ばれる6つの超能力を武器として使用できることで、戦術の自由度の高さを生み出している。
マップに現在地点と向きを示す矢印が表示されるようになった。
マインドドレインで敵のエネルギーを全て吸い尽くして倒した時の、人体欠損(肉体破裂や頭の破裂)表現の削除。
海外版では敵の兵士達はミート・パペッツ(Meat Puppet)と呼ばれる洗脳により作り変えられた兵士と言う設定だったが、日本版では人間の兵士のクローンから作りだされたサイボーグソルジャーと変更された。