サウリュス・ソンデツキス | |
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基本情報 | |
生誕 | 1928年10月11日 |
出身地 | リトアニアシャウレイ |
死没 | 2016年10月11日(88歳没) |
学歴 | ヴィリニュス音楽院・モスクワ音楽院 |
ジャンル | クラシック音楽 |
職業 | 指揮者 |
担当楽器 | ヴァイオリン |
サウリュス・ソンデツキス(Saulius Sondeckis、1928年10月11日シャウレイ - 2016年2月3日[1])は、リトアニアの指揮者。サリウス・ソンデツキとも記される。
シャウレイに生まれ、ヴィリニュス音楽院でヴァイオリンを専攻した後、モスクワ音楽院で指揮をマルケヴィチに学ぶ。
1956年にチュルリョーニス芸術学校の児童オーケストラの指揮者となり、1960年にはリトアニア室内管弦楽団を創設し、2004年まで芸術監督兼首席指揮者をつとめる。同国の指揮者として初めてザルツブルク音楽祭に参加し、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団を指揮する。これらの業績によりソ連人民芸術家の称号を受けている。またヴィリニュス室内管弦楽団、ギリシャのオーケストラ・オブ・パトラスの設立に尽力した。1994年に創設されたエルミタージュ美術館オーケストラの芸術監督兼首席指揮者に就任、エルミタージュ音楽アカデミー財団の会長となる。2004年からモスクワ・ヴィルトゥオーゾ室内管弦楽団の首席客演指揮者に就任。また、トランペット奏者のセルゲイ・ナカリャコフとの協演でも知られる。
教育者としても後進の指導にあたり、リトアニア音楽大学教授、サンクトペテルブルク音楽院名誉教授をつとめた。