サクセス (補給艦)

艦歴
起工 1980年8月9日
進水 1984年3月3日
就役 1986年4月23日
退役 2019年6月29日
その後
性能諸元
満載排水量 17,933t
全長 157.2m
全幅 21.2m
吃水 8.65m
機関 ディーゼル2基2軸
最大速 19ノット
航続距離 約16,000km
兵員 220名
兵装 ファランクスCIWS 2基
12.7mm機関銃 4基
搭載機 S-61/MRH-90 1機

サクセス (HMAS Success, AOR 304) は、オーストラリア海軍補給艦である。サプライの後継として建造された。その名を持つ軍艦としては2隻目。フランス海軍の運用するデュランス級補給艦と同型で、オーストラリアで建造されたがこれはオーストラリアで建造された軍艦としては過去最大である。

艦歴

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「サクセス」は、ニューサウスウェールズ州シドニーにあるコッカトゥー島造船所で1980年8月9日に起工、1984年3月3日進水、1986年4月23日に就役した。

湾岸戦争をはじめ、オーストラリア海軍艦艇の参加する作戦や演習に随伴している。

2006年11月初頭、ライセニア・ガラセ首相に対する軍のクーデターが差し迫ったフィジーに先行して派遣された「FFG 06 ニューカッスル」に続いて、輸送艦「L-51 カニンブラ」と共に派遣された。

2019年6月16日に最後の航海を終え、同年6月29日に退役。後継にはスペイン海軍が運用するカンタブリアをベースとしたサプライ級が充てられる。

外部リンク

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