サッス・デ・ストリア | |
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サッス・デ・ストリア(Sass de Stria) | |
標高 | 2477 m |
所在地 |
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位置 | 北緯46度31分16秒 東経11度59分49秒 / 北緯46.521度 東経11.997度座標: 北緯46度31分16秒 東経11度59分49秒 / 北緯46.521度 東経11.997度 |
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サッス・デ・ストリア(Sass de Stria)は、イタリア・ドロミーティの山である。標高は2477m、ファルツァーレゴ峠(passo di Falzàrego)の西に位置する。名称はラディン語で魔女が棲む山という意味。イタリア語ではサッソ・ディ・ストリア (Sasso di Stria)、ドイツ語ではヘクセンシュタイン(Hexenstein、魔女の岩)と呼ばれる。
第一次大戦中の1915年、イタリア軍はヴァルパローラ峠 (Passo di Valparola) にあるオーストリアのトレ・サッシ要塞 (Forte Tre Sassi、2197 m) を破壊した[1][2]。オーストリア軍は破壊された要塞を放棄し、サッス・デ・ストリアに北方を守る拠点を移した[3]。山には塹壕とトンネルが掘られ、北側斜面に大砲を置き、山頂に見張り台が設けられた。イタリア軍によるサッス・デ・ストリアの奪取が失敗した後、1916年からラガツォイ (Lagazuoi) での坑道戦が始まった。